【RIZIN】RENA、リンジーにTKO勝利でリベンジ達成
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.20』
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼第11試合 RIZIN女子MMAルール 5分3R(50.8kg)※ヒジあり
●リンジー・ヴァンザント(アメリカ/プレシジョンMMA/ストッケード・ムエタイ)
TKO 3R ※セコンドのタオル投入
〇RENA(シーザージム/シュートボクシング女子世界フライ級(51kg)王者)
RENAはシュートボクシングで絶対的な強さを誇り、その端正なルックスもあいまって、近年の”ジョシカク”ブームに貢献した第一人者。 相手のリンジーとは、米国ニューヨーク州のマジソン・スクエア・ガーデンで開催された『Bellator 222』で対決し、一本負け(1R4分4秒 裸絞め)を喫してしまった。今回はその雪辱戦となる。
対戦相手のリンジーは17年にデビュー。戦績は7勝2敗で、勝利のうち5つのKOと1つの一本勝ちと高いフィニッシュ率を誇る。
1R、RENAはリンジーの打撃を見切って前進。右ストレート、左フックと振るって迫るが、リンジーがタックルでテイクダウンする。リンジーの体を抱え込み強打を出させないRENAだが、立ち上がることができない。しかしリンジーが鉄槌を放ってきたところでRENAは腕十字を狙い、ここでリンジーがパスガード。しかしRENAが体を起こして上を取る。RENAはサイドポジションとなってリンジーの顔にヒザを送る。そこから距離を作られRENAは立ち上がるが、リンジー再度のタックルは切って決めさせない。
2R、RENAは前へ出て右ストレート、左フックと攻勢。さらにリンジーをコーナーに詰めると連打から得意の左ボディフックを打ち込む。打撃戦で劣勢のリンジーはタックルに出るがRENAは決めさせない。スタンドではRENAがボディストレート、左フックと優勢で再びリンジーのタックルを切る。しかし再びコーナーに追い詰めRENAが逆に片足タックルで組みつこうとしたところでリンジーは背後へ跳びつくように回り、下に落とされても三角絞め、三角十字固めでRENAにタップを迫る。だが、ここはRENAが耐え切り2R終了となる。
3R、リンジーのタックルを切りRENAはサイドポジションに。上四方固めに変わりながらアームロックを狙ったがこれは取り切れない。リンジーは逃れて立ち上がり再びタックルに出るが、ここもRENAが潰して上を取る。RENAはリンジーの頭部にまたがりボディにパンチを連打する。ここから逃れて立ち上がったリンジーはこのラウンド3度目のタックルに出る。RENAはバックをうかがい、そこからマウントポジションとなり、パウンド・鉄槌を連打。リンジーの動きに合わせパウンドを追加すると相手コーナーからタオルが入り、TKOでリベンジを達成。喜びの涙を流した。
勝利したRENAは「大晦日というお忙しい中、会場に来てくださって、テレビを見てくださってありがとうございます。リベンジマッチというのと、最近大晦日がいい結果じゃないのと、いろいろすごく辛かったんですけど、29日、お友達ががんの闘病をしていたんですけど亡くなってしまって今日も告別式に行ってから会場へ来て、今日も見に来てくれてると思って、絶対負けたくないと思って強い気持ちで臨むことができました。ありがとうございました。見てくれてるかな」と秘話を明かし、「1日1日を大切に胸を張って生きていきたいって、その人が笑顔が素敵な人だったので、私も1日でも多く笑って過ごせるように、日々努力しますので応援よろしくお願いします」と続け、最後は笑顔で「1、2、3、シュート!」を決めた。
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