【RIZIN】朝倉未来が2.22浜松大会に参戦「今年は4試合やって実力を証明する」
2月22日(土)浜松アリーナにて開催される『RIZIN.21』の公開記者会見が24日都内にて行われ、本大会の対戦カードが発表された。
朝倉未来(27=トライフォース赤坂)が年末大会に続き出場。メキシコのダニエル・サラス(31=メキシコ/BONEBREAKERS)と対戦する。
朝倉はRIZINで今最も注目されるファイターの1人。前田日明が主催する格闘技イベント『THE OUTSIDER』で史上初の2階級制覇を達成すると、2018年8月にRIZINに初参戦。以来6連勝(2KO)と負けなしの快進撃を続ける。昨年12月にはBellatorとの対抗戦に大将として出場。ジョン・マカパにタックルを仕掛けさせることすら許さず完勝を果たした。マカパを下したことで「世界のフェザー級と戦っていけるんだろうなと確信を掴めた」という中、メキシコのプロモーションCRFやXFLを主戦場とするサラスを迎える。
朝倉の出身地は浜松に近い愛知県豊橋市。地元のファンが来場しやすい浜松での開催に「地元ファンに会場で、緊張感や迫力を体感して欲しい」と静岡で行われる最大級の格闘技イベントの期待をあおり「相手は誰にせよ、僕が盛り上げて勝とうと思います」と必勝宣言を見せた。
会見に同席したRIZINの榊原信行CEOは、当初昨年大みそか大会でマネル・ケイプに敗北した朝倉海(トライフォース赤坂)が出場を熱望し、2月大会出場の調整を行っていたと話した。しかしMRIを含めた検査を行ったところ、脳へのダメージは心配ないが肉体的に2月までの完治が確約できないと判断。そこで兄である朝倉へ打診したところ快諾を受けたことを明かした。
昨年末の時点では「来年(2020年)は2試合でいい」とし、4月大会への出場を予定していたという朝倉だが「2月はスターがいないようだったので、出ることに決めました」とRIZINの地方進出をバックアップする構え。「(今年は)2試合でいいと思ったんですけど、(2月と)4月で終わっちゃう。今年は勝負じゃないですが、4試合くらい強い奴とやって実力を証明したい。今年は格闘技に懸ける一年にします」と予定を変更し、年間を通じて継続参戦する姿勢を見せた。
榊原CEOによれば、今回の対戦相手であるサラスは日本での知名度はないが「未来がしっかり出し切って勝てる相手」という高レベルの対戦相手だという。昨年末にはベラトールの中心選手であるジョン・マカパを破り「世界のフェザー級と戦っていけると確信した」という朝倉にとって、今年最初の相手として申し分ないようだ。なお、この一戦は榊原CEOによれば「ほぼメインに決まり」だという。
そのサラスは会見場には訪れずコメントを寄せた。「MMAの世界ではメキシコ人が日の光を浴びることがないのでRIZINに感謝したい。朝倉はRIZINのポスターボーイ(注目選手)だが、チャンスをものにしてメキシコと日本のパイプを確固たるものにしたい。朝倉は私の執念とファイティングスピリッツを痛感することになる」というコメントを聞いた朝倉は「結構いい選手だと思いました」と実力を評価。2020年RIZIN初戦、初の浜松進出となる大会で朝倉が快勝を見せることができるか。
☆2.22 RIZIN浜松大会の対戦カード、イベント日程はこちら
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