【RIZIN】プロハースカが王座返上しUFCと契約、榊原CEOはエール
RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(27=チェコ)が王座を返上、UFCと契約することになった。1月16日、RIZIN公式ページにて発表された。
プロハースカはRIZINに、15年の年末に行われたヘビー級GPに初参戦。1回戦で石井慧をKOし、続く準決勝もTKO勝利するが決勝でキング・モーに敗れた。その後RIZINで連勝を続け、19年4月にはRIZINライトヘビー級タイトルマッチでモーを撃破、見事KO勝利で初代王者の栄冠を勝ち取った。
RIZIN10勝のうち、実に8勝が1RKO勝利という強打者だ。
RIZINは公式ページで「イリー・プロハースカが保持していたRIZINライトヘビー級チャンピオンのベルトを、RIZINに返上することとなった。またイリー・プロハースカはUFCと契約する事が決定した」と発表。
またRIZIN CEOの榊原信行氏も自身のSNSで「我々は彼の意思を尊重し、快く送り出します。RIZINのリングで凌ぎを削った経験を存分に活かし、是非UFCでもベルトを掴んで欲しいです。今後も変わらずイリー選手への応援を宜しくお願いします」と、離れても応援し続けると投稿している。
プロハースカは昨年大晦日の初防衛戦前に、チェコの地元テレビのインタビューに「この試合でRIZINを終えたい、そして他の世界を見たい。他の世界とは、BellatorやUFCのことだ」とコメントしており、RIZINから卒業したいとの意向を示していた。
また、KO勝利した大晦日戦後には「これからの展望はまずRIZIN、Bellatorなどの組織と展望を話し合い、他の組織とも並行して協議を続けています。今後どんな展開になるか私自身のキャリア、時間をかけて考えたいです」とも語っていた。
プロハースカ自身もチームコーチのSNSで「署名しました!」と日本語で報告しており、おそらくはUFCとの契約書のことだと思われる。
現在のUFCライトヘビー級王者は、UFC公式の”パウンド・フォー・パウンド”でもトップに君臨するジョン・ジョーンズだ。RIZINで育った重量級の逸材は、世界最高峰の”修羅の国”で栄光を掴むことが出来るか。
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