【RIZIN】渡辺華奈vs中井りん実現なるか、榊原代表が女子フライ級GP開催に意欲
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.20』を振り返り、RIZINの榊原信行CEOがインタビューに答えた。
マネル・ケイプと扇久保のタイトルマッチについての質問に対して、「来春、オリンピック前には実現させたい。扇久保が指を痛めていた風に見えたので、その怪我の回復具合を見て判断する」として、タイトルマッチを組むことに前向きな反応を示した。
今年のグランプリについて、昨年のライト級グランプリを振り返りながら、「日本人選手が出場していないとプロモーション的に厳しい」として、日本人選手が活躍出来そうな階級で実施したいとした。具体的にはまだ決まっていないようだが、「バンタム級は混沌としているので難しい。朝倉未来のいるフェザー級が良いかもしれない。ただ、朝倉はyoutuberの活動が忙しいので、これから口説かなくてはいけない」と冗談交じりに答えた。
更に女子グランプリについては「渡辺華奈のいる階級(女子フライ級)。中井りん選手にもオファーしたい。杉山(しずか)や真珠(野沢オークレア)もいるが、世界相手に戦える選手を揃えたい」として、女子フライ級でグランプリをするならという条件付きながら、復帰が待ち望まれている中井りんへのオファーを前向きに検討するとした。
渡辺は18年の大みそかの試合後に中井戦をアピール。更に今年4月の会見で「この階級は盛り上がっているので、この場をかりてベルトを作って欲しい気もあります」と王座新設も提案していた。12月29日、31日のRIZINvsベラトール戦でRIZIN側は2勝3敗と負け越したが、渡辺の挙げたRIZIN側の貴重な一勝もあり、今年は渡辺の提案がようやく動き出しそうだ。
■選手データ
中井りん(33=修斗道場四国)
身長156cm 、階級:2016年よりフライ級(56.7 kg)
柔道をベースに2006年1月に総合格闘技デビュー。圧倒的なフィジカルを武器に初代VALKYRIE無差別級王者、初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラシストのタイトルを獲得している。
DEEP JEWELSには19年6月に初参戦し、ムエタイベースのゲオチャイに立ち技で挑み圧巻のKO勝利。10月にも前日計量で体重超過のKINGレイナの代役で緊急出場も一本勝ちし戦績は22勝(8KO/8S)2敗。
渡辺華奈(31=FIGHTER’S FLOW)
身長167 cm 、階級:フライ級(56.7 kg)
柔道四段、全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック選考会に3度出場するなど、柔道界のエリート。2017年に総合格闘技デビューを果たしてから、これまで9勝(3KO/3S)1分と無敗。
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