【タイヤファイト】”痛くない”新グローブマッチは成功、一般グローブではあの道場破りYouTuberがKO勝ち
■あの道場破りYouTuberがKO勝ち
プロのワンマッチでは10オンスグローブをつけた3ポイント制のタイヤファイトが行われ、今年7月にキングダムエルガイツに道場破りを企画を行いヤフーニュースなどでも物議を醸したYouTuberの和田犬(わだけん)が登場した。その道場破り企画のときの相手は、タイヤファイト-60kg王者の佐藤健ことサトケンだった。そのときは和田犬はボクシング経験があるとのことで1Rのみのボクシングルールで対戦したが、サトケンが3度ダウンを奪い判定勝利。
その和田犬が今回タイヤファイトに正式に試合に申し込み参戦した。相手はプロ経験はないが、格闘技でアマチュア上位クラスにいる三浦選手。序盤から激しい撃ち合いになるが、三浦の右ストレートに和田犬は大きな右フックを合わせると三浦の顔面を捉えダウン、即ゴングが鳴らされ和田犬の34秒KO勝利となった。ボクシンググローブだとクリーンヒットはKOになりやすい。
和田犬は試合後のマイクで「また練習を積みますのでサトケンさんとの対戦を企画して頂ければ」と語ると会場にいたサトケンがリングイン。サトケンは「狭いタイヤではなく、ナックルファイトで」と和田犬から3度ダウンを奪い圧勝したボクシングルールを希望したが、果たして、両者の再戦はタイヤかナックルファイトか。
■プロの東西タイトルマッチ、そして元全国統一王者が敗れる波乱
また前日の21日にはプロ部門の「タイヤファイト-80キロ以下級関東・関西統一タイトルマッチ 3分1R」が行われた。
ミナミの格闘オヤジ武士正(ぶしまさ/Fighting Team A-TOYS)とタイヤファイト同級2位の中川達彦(キングダム府中)が対戦。開始から積極的に打っていく中川だが勢いがつきすぎ転倒してしまい、武士正に1ポイント。さらに中川は打ち合いから右ストレートを浴びて前方に手を付いてしまい、武士正が2ポイントとなり後がなくなる。
しかし中川は次第に要領を掴んだが、内側を抜く右ストレートのカウンターで倒して1ポイント、左フック2連打で倒して2−2のイーブンに持ち込む。最後もプッシング気味ではあったが武士正をタイヤ外へ出し、1分46秒、3−2の逆転勝ちを果たし、中川が新王者となった。
2人はリマッチとして10月18日、大阪・東成区民センターで行われる格闘技イベント「ACF」にて再び東西タイトル戦を行う。地元の武士正が中川からタイトルを奪取できるか。
また同日21日に元80kg級全国統一王者のムービー・スター(宝塾)が入江代表のスパーリングパートナーのホワイトライスに2分45秒タイヤアウトで負ける波乱が起きた。入江代表は両者に現在空位の80kg級全国統一王座戦を組むことを検討するとした。
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