【ボクシング】マニー・パッキャオと無敗王者スペンスが8.21統一戦決定(選手データあり)
ボクシング6階級制覇王者でWBAウェルター級休養王者のマニー・パッキャオ(42=フィリピン)vs.現WBC・IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(31=米)のウェルター級統一戦が8月21日(現地時間)にラスベガスで行われると、ペイパービューで放送するFOXスポーツ:プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)が発表した。
米スポーツニュースサイト「The Athletic」が本日早朝、パッキャオに電話取材で両選手が契約したことを確認。パッキャオもそのポスタービジュアルをリツイートし、対するスペンスもSNSで「今年の最大の試合、ラスベガスで会いましょう」と発表した。
▶︎【動画】スペンスの恐るべきキレ、相手を1R 悶絶KO葬の瞬間
パッキャオは現WBO世界同級王者テレンス・クロフォード(33=米国)と6月5日にUAEで対戦する方向で合意していたがコロナ禍が影響し中止になっていた。
42歳の元6階級制覇王者は若き2団体統一王者に勝てるのか。パッキャオは2019年7月にWBA正規王者として、1ランク上のWBAスーパー王者で無敗のキース・サーマンと対戦。ダウンを奪うも接戦となり2-1のスプリット判定で勝利。スーパー王者のベルトを獲得したが、それ以降1年半ベルトを防衛しなかったため休養王者に降格となった。リングインは2年ぶり。
一方、スペンスは昨年12月に元2回級王者のダニー・ガルシアと対戦。19年10月に愛車のフェラーリのスピード違反による大事故で顔に裂傷と歯が数本折れた怪我が心配されたが大差の判定勝利を収め完全復活をアピールした。スペンスは10ヶ月ぶりの試合となる。
♢選手データ
マニー・パッキャオ(42=フィリピン)身長166cm/リーチ170cm/構え:左/戦績62勝(39KO)7敗2分/KO率54.93%/主なタイトル:元6階級制覇王者、現WBAウェルター級休養王者※休養王者に降格前はWBA(防衛2)
vs
エロール・スペンス・ジュニア(31=米)身長177cm/リーチ183cm/構え:左/戦績27勝(21KO)無敗/KO率77.78%/主なタイトル:現WBC(防衛1)・IBF(防衛5)世界ウェルター級王者
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