【UFC】ローガン・ポールをスパーでKOしたコスタ”YouTuberより報酬低い”メインイベント断る=ホワイト社長は反論
UFC世界ミドル級ランキング2位パウロ・コスタ(30=ブラジル)は、8月21日の『UFCファイトナイト』でメインイベントに出場予定だったが、先週末にキャンセルした。
その理由は、今月6日にメイウェザーと戦ったローガン・ポールや弟のジェイク・ポールらYouTuberたちのビッグマッチ報酬と、UFCのファイトマネーとの大きな隔たりにあったようだ。
▶【動画】UFCトップ選手のコスタがローガン・ポールをボクシングスパーで衝撃KO
コスタは昨年9月、13戦無敗の戦績を引っさげてミドル級王者・アデサニヤに挑戦したがTKO負け。インフルエンザによる欠場を挟んで、今回は復帰戦として同級3位のジャレッド・キャノニアと対戦予定だったが、オファーを断ったと報じられていた。
今月5日、コスタはツイッターで「UFCはメインイベントのファイターに、ふさわしい報酬を支払うべきだ。Youtuberはこのビジネスの恥辱を白日の下に晒した」と、UFCが(YouTuberたちのファイトと比べ)不当に低い報酬を支払っていると主張した。また、キャノニアとの一戦にまだサインしていないのに発表したことについてもUFCを非難している。
これは翌日に行われているメイウェザーvsローガン・ポールの試合で、22億円以上とも言われるローガンの報酬と比較してのことと思われる。また数日前にはローガンの弟・ジェイクと、元UFCウェルター級王者タイロン・ウッドリーの一戦も決定しており、こちらも莫大なファイトマネーが予想されることも受けてのことかもしれない。
コスタは1年前にローガン・ポールとボクシングのスパーリングを行っている。ローガンのYouTubeチャンネルでは、ローガンがコスタに一撃KOされる衝撃シーンも収録されており、ファイターとして明らかに実力が下のローガンよりも、低すぎるファイトマネーで戦うことに違和感を覚えていたのかもしれない。
もっともコスタは、スパーリングとはいえ拳を合わせたローガンについては好意的に見ているようで、SNSでは再三ローガン応援の投稿を行っている。
コスタのUFCに対しての報酬批判について、ダナ・ホワイトUFC代表はスポーツテレビのインタビューで「あのアデサニヤ戦の後で、君はクレイジーマネーの話を出来る立場には無い」と、前戦でのパフォーマンスの悪さを棚に上げるなと返答。
またYouTuberたちの莫大な報酬については「ローガンのために喜べばいいだけの話さ。君も13歳の時にYouTubeのチャンネルを始めて、名前を上げて、土曜日の夜に試合をすることができたはずなのに、そうしなかった」と語る。最後に「君はYouTuberではない、ファイターだ。戻ってきて、大きなことを為してくれ」と、戦うためオクタゴンに戻ってほしいと告げた。
▶︎次ページ(動画)は、UFCトップ選手のパウロ・コスタがローガン・ポールをボクシングスパーで衝撃KOダウン
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