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メイウェザーが何と強打を被弾、ローガンは劣勢もパンチ耐え抜く「世界最高のボクサー相手に8R戦い抜いた」と歓喜=Mayweather vs.Paul

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2021/06/07(月)UP

メイウェザーのパンチをローガン・ポールは耐え抜いた(Getty)

 6月6日(日・現地時間=日本時間7日)に米マイアミのハードロック・スタジアムにてボクシングエキシビションマッチで、元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(44=米国)と世界的人気のYouTuberローガン・ポール(26=米国)が8Rで対戦した。
 プロボクシングで0勝1敗のローガンだが、学生時代はアメフトとレスリングの選手であり、高い運動神経を持つ。体格的にも圧倒的に有利で、長いリーチからメイウェザーに強打をヒットさせる場面もあったが、全ラウンドを通し、ほぼメイウェザーのペース。メイウェザーのパンチを被弾するも最後まで耐え抜いた。ルールは[判定はなく勝敗はKO・主審によるレフェリーストップあり]だったため、勝敗なしの結果となった。

▶︎【動画】メイウェザーが何と強打を被弾! ローガン・ポールの右フックでバランスを崩す瞬間

 向かい合うと両者の体格に大きな差。ローガンは昨日よりも大きく見え、おそらく通常体重の90kgに戻してきただろう。と、すると二人の体重差は約20kgだ。身長は15cmローガンが高い188cm。

昨日の前日計量でも体格差がわかる(Getty)

 試合は1R、距離をとり様子を見るメイウェザーにローガンはラスト10秒で怒涛のラッシュ。メイウェザーをコーナーに追い詰め盛り上げる。

 しかし2R以降、徐々に圧力をかけるメイウェザー。3Rにはメイウェザーの左フックがヒット。4Rにも、どんどん前に出て右ストレートをヒット、ローガンはジャブ、そして右フックをヒットさせ、メイウェザーがバランスを崩す場面もあったが、スタミナの消耗が増え、終盤ローガンはクリンチでしのぎはじめる。レスリングがバックボーンだけあり、タックルのようにクリンチで入るタイミングは上手くメイウェザーに連打を許さない。

 5R にはメイウェザーの左ボディブロー、右ストレート、右アッパーと次々とヒット。ローガンはヒットを許すとクリンチで追撃を許さず。やや消極的なローガンの姿勢にブーイング。体力の消耗が増し、8Rまで持つかどうかと思われた。
 しかしローガンはクリンチ、離れてはパンチを放つなどピンチを凌ぎ回復。最終8ラウンドにローガンは「来い!」とあおるなど余裕を見せた。メイウェザーのパンチにタックル、バックステップでかわし両者ダウンのないままラウンドを終えた。

 試合を終えたメイウェザーは「私は20代ではないが、これまでのスキルを出せた。楽しかった。タフな相手だった。彼は大きいし体重も重いしタフな相手だった」と称えた。

 一方、8R闘い抜いたローガンは歓喜の表情で「世界最高のボクサー相手にここまでやった、8R戦い抜くことができて嬉しかった。不可能なんて無い。誰だって不可能なんて無いんだ」とメッセージを送った。

▶︎次のページは決定的【写真】3点と【動画】メイウェザーがローガンの強打を被弾しバランスを崩す瞬間

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