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【RIZIN】大塚隆史が集大成でバンタム級GPに臨む「現役最後に近いと思うので、自分を出し切りたい」

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2021/09/10(金)UP

大塚隆史

 919日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.30』の「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント2回戦」で、扇久保博正(34パラエストラ松戸)と対戦する大塚隆史(35T-GRIP TOKYO)が10日、公開練習を行った。

 元DEEPバンタム級&フェザー級王者の大塚は、DREAMRIZINに参戦し活躍。前回のバンタム級トーナメントでは、獅庵(33パラエストラ大阪)を判定で破り、1回戦を突破した。2回戦の対戦カード発表会見では扇久保の試合を「マジでクソつまんねぇな」と酷評した大塚。「お前に言われたくねぇよ」と扇久保も返し、舌戦も含めてベテランの因縁対決に注目が集まる。

ミット打ちを行う大塚

 公開練習は、11ラウンドのミット打ちを披露。ジャブをついての蹴り、ミドルキックをトリプルで繰り出すなど、調子の良さを感じさせた。

 公開練習後のインタビューで大塚は、「ここまでは体の動き重心、あとは単純に体力面を強化してきました」と手応えを語りつつ、前回の獅庵戦については「練習の調子が良かった部分がありまして、試合前は思い描いていた試合ができると思っていました。でも現実は仕留めることができなかったです。あまり、よくなかったですね」と反省。しかしながら、「自分の良いところも悪いところも知ることができました。やはり、試合で分かるので」と収穫もあったようだ。

蹴りを放つ大塚

 対戦相手の扇久保については、「僕が負けている石渡(伸太郎)選手や元谷(友貴)選手に競り勝っているんで、そういう強さを感じています」と今回は相手を立てた。スタイルが似ていることから立ち技の打撃が鍵を握る可能性はあるが、「具体的には言えませんが、対策だったり、いろいろと考えています」と秘策の用意をのぞかせた。

 その上で、「簡単に終わらない試合になる」と激戦を予想。公開練習で扇久保が「スタイル的にはお互いに塩系のファイターなので、意外にそういう選手が闘うとすごい試合になったりするので、恐らく激闘になる」と発言したことについて「そうなる可能性もあるのかな」とニヤリ。朝倉海が自身のYouTubeチャンネルで扇久保の判定勝利を予想したことに対しては、「何とも思いません。他人の意見ですし。それこそ今までの試合を見て、僕が負けている選手に扇久保選手が競り勝っているので、予想はそうなるよなと思いますね」と気にしていないようだ。

トーナメント1回戦で獅庵のバックにつきコントロールする大塚(2021年6月)

 東京オリンピック・パラリンピックが終了したばかりだが、「テレビを部屋の奥にしまっていてレスリングくらいしか見ていません」と今大会へ向けての猛特訓に集中していたことを明かした。

 最後に「自分から仕留めるタイプではないので、勝つためには必然的にしんどい試合になることを想定しています。気持ち、テイクダウン、寝技、打撃、すべてがポイントになる」と抱負を語り、「GP後の展望は……、戦いを終えて、自分がどんな気持ちになるのか分かりません。この大きい舞台は(現役)最後に近いと思うので、出し切りたいです自分を」と集大成で臨むことを示唆した。

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