[RIZIN]元UFCファイター対決は堀江圭功が打撃でペース握る! 佐々木憂流迦の寝技に持ち込ませず勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.30』
2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第4試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
●佐々木憂流迦(31=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
判定3-0
〇堀江圭功(26=ALLIANCE)
フェザー級ワンマッチは元UFCファイター対決。
佐々木はサブミッションを武器に修斗やUFCで戦績を積み上げ、18年の大晦日にRIZIN初参戦を果たすと、マネル・ケイプに判定勝ち。その後19年7月には石渡伸太郎に一本負け。さらに同10月には朝倉海にパンチでTKO負けを喫して顎を骨折。しかし昨年大晦日に瀧澤謙太を完封で判定勝利、再起している。今回はRIZINフェザー級に上げての参戦。
堀江は極真空手をベースに21歳でパンクラスでプロデビュー。得意の打撃を武器にMMA8勝1敗で駆け上がると、19年7月、UFCに参戦。足を使った軽快な動きからパンチでダウンを奪うも、3Rにハイキックでダウンを奪われKO負けした。
RIZINには今年3月に初参戦すると、ZST王者の関鉄矢に右ストレートをヒットさせTKO勝利を収めている。
1R、フェイスオフでは互いに気迫あふれる表情。サウスポーの佐々木にオーソドックスの堀江。近い距離から右ミドル、三ヶ月蹴りの堀江に佐々木も蹴りを返してから左ストレート。距離が詰まって四つ組みになると佐々木が脇をくぐってスタンドでバックに回る。グラウンドに引き込もうとする佐々木はタックルに切り替えるなどしてテイクダウンを狙うが、堀江は落ち着いて対処しそれを許さない。ブレイクがかかると堀江はインロー、ハイなど蹴りで組み立てる。
2R、細かいフェイントから右ミドルの堀江。佐々木のストレートにカウンターを返す。四つ組みになるとまたも佐々木がスタンドでバックに回る。しかし堀江は向き直り離れる。佐々木はタックルのフェイントからハイキック。堀江はインローやミドル、カーフキックも混ぜて蹴りのダメージを蓄積させていく。さらに堀江の右が何発も佐々木の顔面を捉える。佐々木はタックルも堀江はすぐ切る。終盤になって堀江がペースをつかみ始める。
3R、飛び込んでの右を当てる堀江、佐々木はタックルに行くが堀江は受け止めて四つ組みになる。片足タックルに変化してしつこくテイクダウンを狙う佐々木、尻餅をつかせる場面もあるが寝かせることはできない。その後も堀江は佐々木のタックルをしっかり防ぎつつ上下に打撃を散らし、寝技に持ち込ませないまま試合終了。判定は3-0で堀江。危なげなく佐々木を下し元UFCファイター対決を制した。
▼この試合の動画
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