【RISE】一馬が石月祐作に壮絶TKO勝利、5Rの死闘を制し涙の王座戴冠
RISEクリエーション
『RISE 152』
2021年10月22日(金)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合) スーパーフェザー級(-60kg)暫定王者決定戦 3分5R無制限延長R
◯一馬(MONSTAR GYM/同級1位)
KO 5R 0分42秒 ※パンチ連打からレフェリーストップ
●石月祐作(KAGAYAKI/同級2位、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者)
本来は、RISEのベルトを持つチャンヒョン・リーと一馬がタイトルマッチを行う予定であったが、チャンヒョンがコロナ禍の影響で来日不可に。今回の一馬vs石月の暫定王座決定戦となった。
一馬はRISEスーパーフェザー級1位。元航空自衛隊の経歴を持ち、YouTuberとしても活動している。一昨年2月に竹内皇貴に1R KO、昨年12月には同級2位だった前口太尊から3度のダウンを奪うKO勝利、今年の5月にはムエタイの強豪・ノラシンと対戦して1Rに顔面への三日月蹴りでKO勝利。絶大なインパクトを残して、3連続KO勝利を収めている。
対する石月は、DBSスーパーフェザー級王者、KROSS×OVERスーパーフェザー級王者の肩書を持つ2冠王。前に出続けるアグレッシブなスタイルを武器とする。今年6月のRISEではイノベーション王者・櫻井健を相手に序盤からパンチで攻め続け、勝利を飾っている。
1R、互いに蹴りで様子を伺うが、2Rに石月が右ロー、右ストレートと攻めていくが、一馬の右のカウンターが随所でヒット、さらに右の三日月蹴りを放つ一馬。このラウンドは一馬のペースだ。
3R、石月が前に出ていくと、一馬は左の三日月蹴りを多用し、石月のボディへ突き刺す。前進を止めない石月は、近距離でパンチ作戦、右フックを随所でヒットさせる。一馬はサウスポーに構えながら、石月の前進にはヒザ蹴りを合わせる。
4R、石月のパンチに、一馬が左フック、右ストレートのカウンターをヒット。打たれ強さを見せる石月は、近距離で左ボディフック、右フックを見舞う。すると、偶然のバッティングで、石月が額のあたりをカットしてドクターチェックが入る。再開後、石月は左右のフック打ち合いに持ち込み、一馬も右ストレートで応じる。
5R、石月に2度目のドクターチェック。再開後、気合で前に出る石月に、一馬が左フック、さらに左フックのカウンター。このカウンターで、石月が最初のダウンを喫する。立ち上がった石月を、一馬がコーナーに追い込み連打。度々石月の顎が大きく上がり、最後は左フックが当たったところでレフェリーが試合を止めた。
一馬は雄叫びを上げ、大の字になって涙。マイクを握った一馬は「石月選手本当に強かったです、試合の内容では負けていました。バッティングもして、下手したら減点でした。次こそは反則なしの完全決着をしたいと思います」とチャンヒョン・リーに勝利した後の再戦を呼びかけた。
さらに「僕誰と(試合が)見たいですか。RISEの王者対決面白くないですか。ハッシュタグつけてやってほしい選手がいれば書き込んでください。今日はありがとうございました」とアピールした。
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