【RIZIN】“死闘を制した”堀江圭功、1Rで右拳負傷も「MMAとして勝てた」対戦相手の中田を「死んでもいいという覚悟を持っていた」と称賛=試合後インタビュー
11月28日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催された『RIZIN TRIGGER 1st』(ライジン トリガー)第13試合 68.0kg契約 5分3Rで対戦した堀江圭功(ALLIANCE)と中田大貴(和術慧舟會HEARTS)が試合後インタビューに応じた。
試合は1R、堀江は速いテンポから右ストレートや飛びヒザで攻めると、中田は右ハイを返す。2R、プレッシャーをかける中田に対して、堀江は冷静に見ながらジャブ、ボディ、右ストレートをヒット。堀江はシングルレッグでテイクダウンに成功。3R、堀江はパンチに来た中田をタックルでテイクダウン。中田がスタンドに戻すが堀江にタックルを決められマウントを取られてしまう。終盤まで打撃とスタンドで差を見せた堀江が勝利し、死闘を制した。
堀江は「KOしたかった」と倒しきれなかったことに悔しさを滲ませたが、「相手の気持ちが強くてタフでした。1Rの序盤で右の拳が折れてしまって、それでKO出来なかったところはありました。それ以外のところでは、MMAとして勝てたので良かったです」と総合力で勝てたことに手応えはあったようだ。
1Rで右の拳が使えない中、左のジャブやボディブロー、タックルなどを織り交ぜながら丁寧に試合を進めて勝利を掴み取ることができた。
強烈なパンチを的確にヒットさせた堀江だが、中田も粘りを見せて血を流しながら、打撃を打ち返した。中田に関しては「試合前と印象は同じでしたが、思った以上にタフでした。笑顔で血を流しながら前に出てきて気持ちが強かった。死んでもいいという覚悟を持っているファイターでした」と想像よりも相手が頑丈だったことを明かした。
1Rの打撃の攻防で、痛めた右拳は今年9月の佐々木憂流迦戦からのダメージによるもの。ドクターからは骨折の可能性があると伝えられおり「まずは拳をしっかり治して、次に向けて頑張りたい」と治療を第一優先に今後の戦いに向かう。
一方、敗戦した中田は「本当に悔しいです。強かったです。実力差は気合でなんとかなると思ったけどなりませんでした。もっと実力を付けます。いいパフォーマンスができるように頑張ります」と涙ながらにコメント。更なる実力アップに向けて意気込んでいた。
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