【Krush】中島千博、ダウン&KOでの初戴冠は”極真とK-1ルールの融合”
1月28日(金)に開催された『Krush.133』後楽園ホール大会の一夜明け会見が29日(土)に行われた。
第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに優勝し、見事に新王者に輝いた中島千博が一夜明けての感想を語った。
中島は極真空手出身で全日本重量級優勝など様々な実績を残してきたが、K-1 JAPAN GROUP参戦から8戦目でKrushのベルトに到達した。
【動画】中島が決勝でダウンを奪った瞬間、準決勝での豪快KOシーン
中島はトーナメントの準決勝では友尊と対戦。1Rにパンチと顔面への膝蹴りで2度のダウンを奪ってKO勝利を飾ると、決勝では20年2月に負けている横山朋哉に3R、左フックをカウンターで決めてダウンを奪取。そのまま横山の反撃をしのぎ判定勝利でリベンジ、Krushスーパー・フェザー級のベルトを手にした。
中島は理想とする空手とK-1ルールの融合ができてきたようだ。空手の蹴りに加え、POWER OF DREAMで身につけたフットワークとパンチテクニックでKrush王者となることを目標にしてきた。「自分でデビュー戦から振り返って、毎回課題として言われたものを一個ずつだんだんとクリアして、クリア出来なかったものもあるんですけど、ちょっとずつ試合を経験して、やっと少しずつ形になってきたのかなと思います」と語る。
空手時代は80~90kgの階級で戦っていたという中島が、-60kgのスーパー・フェザー級で戦えるような体になったのも、POWER OF DREAMの猛練習の賜物。体重を落とせた理由は「ご飯に気をつけて毎日走ることなんですけど、空手時代は筋トレやってひたすら食べて、重さで言うとベンチプレスも140kgとか挙げて、スクワットも200何kgでやったり、本当にこの身長(169cm)で冷蔵庫みたいな体型で、そこからPOWER OF DREAMに行って毎日練習内容が変わって、それまではウェイトばかりやってたのを走ったりいろんなトレーニングに変えていったら、自然と落ちていった感じですね。特にご飯を急に減らしたりとかは一切なく。もう練習がきつすぎました」と苦笑いした。
今は階級が逆転してしまったが、同じ極真出身の与座優貴といずれこのリングでやってみたい気持ちはあるのか。
「与座くんは空手時代に試合したことはないですけど、練習を一緒にしていたり、試合前もメッセージをいただいたりしたので。ただ、試合はあんまりしたくないですね。空手の選手ってやっぱ巧いので。もしやるとなったらまた頑張りますけど、気持ち的に同じ空手出身の人とは、同じ極真の人とはやりたくないですね」
ちなみに2月のK-1で朝久泰央と与座の空手出身者どうしの試合があるが?
「与座選手は極真で本当にトップの選手だったので、本当にお互い蹴りメインになると思うんですけど、凄い駆け引きを見られると思っていますし、与座選手も本当に巧いので、その巧さを朝久選手がどうやって戦っていくのかなっていうのは凄く楽しみです」
中島の今後の目標に「KrushのチャンピオンとしてK-1の選手と戦ってみたいですね」と、まだ踏んでいないK-1の舞台への意欲もある。K-1の同級(スーパー・フェザー級)王者は武尊だ。そのベルトも視野に入れているが、まずは同階級クラスの元Krush王者を倒してからと、段階を踏んでと言い「Krushチャンピオンになったんですが、これからが本当にスタートなので、負けないチャンピオンとしてドンドン戦っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」と、さらなる目標に向かって、Krushのベルトと共に新たなスタートを切る。
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