【Krush】中島千博が新王者に!”優勝候補”横山朋哉にダウン奪い勝利、近藤魁成はソアレスを秒殺KO葬
【Krush】超接近戦の”極真”ハイキックが炸裂! 逆転KO劇に佐藤嘉洋も「アッパレ!」
▼第1試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●野田哲司(21=PURGE TOKYO)
KO 1R 1分11秒 ※左ハイキック
○斎藤祐斗(29=JK TRIBE)
新極真空手がベースのキックボクサー斎藤祐斗(29=JK TRIBE)と”スピードスター”の異名を持ち、19年には江川優生のKrush王座にも挑んだことのある野田哲司(21=PURGE TOKYO)が対戦。
試合開始早々、野田はその異名通り、スピードある連打で斎藤を攻める。パンチ連打から膝蹴り。斎藤が右ローキックで返すとカウンターの左ボディブローで返すなど野田のペースで進む。
防戦一方の斎藤に野田はさらにパンチ連打で前に出ると、野田の右ボディへのパンチに合わせ、斎藤が近距離の左ハイキックのカウンター! これが野田の顎にクリーンヒットし、バッタリ野田が倒れると斎藤は倒れた野田に向かい空手の残心の構えで気合を入れる。
カウント7で立ち上がった野田だったがぐらつき、レフェリーが試合を止めた。
斎藤は昨年4月の格闘技イベント『HEAT』で同じ左ハイキックでダウンを奪い、トドメのパンチでKO勝利、続く8月の『Krush』では蹴りを生かしながらパンチでKO勝利。今回で3連続KO勝利となった。
斎藤のこの接近戦でのノーモーションのハイキックは、接近戦が多い極真空手ではよく見られる技だ。斎藤は小学生の頃に空手の新極真会 愛知山本道場(現・愛知中央支部)に入門。この道場はカミソリキッカーとしてKOの山を築いた山本健策師範のもと多くの蹴り技の強豪を出している道場だ。
空手時代の関係者は当時の斎藤について、素質、当て感などが抜きん出ていたと言う。県大会では現在、新極真の世界トップ選手として活躍する加藤大喜らと凌ぎを削り将来を期待されたが、キックに転向。現在、その素質を開花させている。
元K-1で活躍した佐藤嘉洋は「この近距離から効かせるハイを打てる斎藤がアッパレだったか。実力者の野田も、まさかあの距離からハイが来るとは予測できなかっただろう」とこの試合を分析している。
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