2022/03/16（水）UP
（最終更新：2022/03/16 16:49）

現王者・軍司泰斗（左）が超新星・斗麗（右）と対戦する

　4月3日（日）、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.5』（東京・国立代々木競技場第一体育館）のスーパーファイト K-1フェザー級マッチにて対戦する、第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗（23＝K-1ジム総本部チームペガサス）と斗麗（19＝WIZARDキックボクシングジム）のインタビューが主催者から届いた。

【動画】軍司が武尊と激しい打ち合い！

　今年2月27日に、“K-1のカリスマ”武尊とスペシャルエキシビションマッチで拳を交えた現役王者・軍司。その王者に挑む19歳の斗麗はスイッチも出来る器用なファイターで、オランダでの修行なども経験している。

武尊とエキシで対戦した軍司

　軍司は斗麗の印象について「若いなっていう感じですね、率直に。若くて、今勢いがあって、1回負けてからずっと勝ち上がっていて、いい選手かなと思います。ファイトスタイルもガンガン前に来て、気持ちを全面に出すファイターかなと思います」と高評価。

　しかし、試合のテーマを尋ねられると「テーマは圧倒的にKO勝ちです」とキッパリ。続けて「この相手に対してKO勝ち出来なかったらチャンピオンじゃないなって思ってるんで、自らにプレッシャーをかけて凄い練習をしていますね」「武尊選手とのエキシもそうですし、次の世代を引っ張っていくのは僕なのかなっていうのはずっと感じています。しっかり試合結果・内容でそれを見せていかなければいけないと思います」と、力強く語った。

　最後に今年の目標を「全勝で勝って、試合内容もKO決着で終わらせて、“絶対チャンピオン”になりたいと思います」と締め括った。

右ハイキックを効かせる斗麗

　一方の斗麗は王者の軍司の印象について「偉大な強いチャンピオンやけど、会見で舐められてたんで、当日、（自分の強さを）分からせてやろうと思います」と、対戦カード発表の会見で、自分を相手にしていないような軍司の素振りに対して怒りを覚えたという。

　その怒りをぶつけるリングでの戦いは「今まで10戦やってきたことを全部出して、勝つ感じです。自信しかないです」と鼻息は荒い。

　今回、王者との対戦だが、残念ながらベルトを賭けるタイトル戦ではない。しかし、この流れを斗麗自身は楽しんでいる様子。
「僕はベルトが欲しいわけじゃないんで、ここで僕が勝ったら軍司選手の方がタイトルマッチをやりたいと思うんですよ。僕やったら、チャンピオンになって負けたままベルトを持っているのは嫌なんで、軍司選手の方がタイトルマッチをやりたいと思わせる結果にします」と、王者から“挑ませる”形でのタイトル戦の絵を描いているようだ。

　王者・軍司と超新星・斗麗が真っ向勝負。果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか。

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