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カネロが左手首の手術へ「もっと強くなって戻る」ビボルへのリベンジにも意欲

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2022/09/20(火)UP

左手首の手術のため長期離脱を示唆したカネロ(Getty)

 9月17日(現地時間)米ラスベガスにてゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との3度目の対戦を判定で制し、スーパーミドル級4団体統一王座を防衛したサウル“カネロ”アルバレス(31=メキシコ)が、試合後に左手首の負傷を明らかにし、来週に手術をすることを発表した。ESPN他、海外メディアが報じた。

【フォト&動画】互いの剛拳がヒット!カネロvsゴロフキンの激闘、ダイジェスト

 ゴロフキンとは1勝1分で臨んだカネロだったが、試合の前半と中盤は優勢に試合を進めるものの、後半はゴロフキンの怒涛の圧力による攻めを許した。しかし判定は前半中盤に優位を取ったカネロを支持、統一王座を防衛した。

 カネロは試合後の記者会見で「昨年11月のカネル・ブラント戦以来、左手首に問題があり、手術を延期していた状態だった。試合中は本当に酷くなっていった。手術が必要だ。今はグラスを掴むことも出来ない。しかし折れたわけではなく、壊れてはいない」と以前からの左手首の怪我が試合中に悪化し、手術を行うつもりだと語った。

 カネロの主治医によると、左手首の怪我はTFCC(三角線維軟骨複合体)損傷で、手首の酷使や外傷などにより起こる。術後の回復までは一般的には6週間から12週間かかるとのこと。
 ESPNによるカネロのインタビューでは、来週にも手術を行うと語っている。また「早くとも5月までは戦わない。リングに戻るのは来年9月になる可能性がある。手と身体を休ませる必要があり、時間をかけるつもりだ。もっと強くなって戻る」と1年間は試合を行わない可能性があるともコメントした。

 カネロの次戦は、今年5月にカネロが1階級上のライトヘビー級に挑むも、敗北したWBA世界同級王者ディミトリー・ビボル(ロシア)との目算が大きい。カネロ自身、ゴロフキン戦後に「ビボルへのリベンジは、私のレガシーや誇り、国や家族、全てにとって非常に重要だ。私は彼を倒す」とリベンジに意欲的だ。
 そのピボルは11月に無敗のヒルベルト・ラミレス(メキシコ)とのタイトルマッチを控えている。

 果たしてカネロは次戦、誰と戦うのか。いずれにせよ来年5月以降のこととなる。手術の成功を祈りたい。

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