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鈴木千裕がいきなりライト級世界12位にランクイン、U25では”ライト級世界一”に

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2023/08/02(水)UP

鈴木がベラトール二階級制覇パトリシオをTKO!

 7月30日(日)に開催された『超RIZIN.2』(さいたまスーパーアリーナ)の[RIZIN MMAルール:5分3R(70.0kg)]で、ベラトール二階級制覇者パトリシオ・ピットブルに衝撃の1R KO勝利を収めた鈴木千裕が、海外の大手ランキングサイトでライト級12位にいきなりランクインした。
 ランキング表で鈴木の上下には、層の厚いライト級UFCランカーたちがズラリと並んでいる。

【フォト・動画】鈴木がランクインした実際の表、鈴木がパトリシオを倒した!TKOの瞬間

 MMAデータサイト『FIGHT MATRIX』のランキングは、データによりコンピューターが自動的に格付けするシステムだ。
 鈴木はフェザー級の選手であり、試合前にはフェザー級で159位だったが、今回70㎏で試合を行ったことによりライト級(70.3kg)にランクインした。

日本格闘技史上トップクラスと言える大金星を挙げた鈴木

 現ベラトール フェザー級王者のパトリシオは19年に、マイケル・チャンドラーを秒殺KOしてベラトールライト級王者にもなっている。
 そのパトリシオに勝利したことで一気にのし上がった。パトリシオは過去に打撃によるKOで負けたことはなく(負傷によるTKOのみ)これも加算されてのことかもしれない。

 このライト級ランキング1位はUFC同級王者のマカチェフ、2位はUFC1位のオリベイラと、その下もほぼUFCのランキングと同じ並びのメンバーが並ぶ。
 鈴木はUFC7位のガムロットと、8位のツァルキヤンの間におり、UFCなら“中堅ランカー”という位置取りになる。

 またライト級上位ファイターたちは、19位までは全員24歳の鈴木よりも年上で、鈴木はこのサイトでは、現在“ライト級U25世界一”となっている。
 なお鈴木より1つ年上の25歳でベラトール同級王者のウスマン・ヌルマゴメドフは20位にランクインされている。

 他、手動ランキングをつけている格闘技サイト『SHERDOG』は、今回の試合は変則のライト級戦であり、反映しないとしているが『MMA WORLD RANKING』では、鈴木は一気に“世界フェザー級8位”に上り詰めている。

 鈴木は今後パトリシオとのリマッチなど、フェザー級で戦い続けることが予想されるが、今回の大金星を機会に、世界へ大きく羽ばたいてほしい。

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