鈴木千裕、衝撃KOに「思いっきり殴りに行った」パトリシオの再戦要求にも返答
7月30日(日)に開催された『超RIZIN.2』(さいたまスーパーアリーナ)の[RIZIN MMAルール:5分3R(70.0kg)]で、ベラトール現フェザー級王者パトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)に衝撃の1R KO勝利を収めた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、31日に自身のYouTubeを更新。改めて、試合の感想や心境を語った。
鈴木はパトリシオと実際に戦ってみて「フックがとにかく怖かった。みんなそれ(フック)で効かされてるから、そこはちゃんと警戒した」とコメント。
今回の作戦については「俺がやりたいように自由に戦おうと思った。言い方悪くすると今までは作戦に縛られてた。でもそのおかげで俺は試合で勝ち続けてたから、作戦は本当に大事なんだけど、今回はもう思いっきり殴り合いに行こうと思って、それが上手くいった」と説明した。
パトリシオは戦績が35勝7敗だが、7敗のうち(T)KO負けは2度目。16年のベンソン・ヘンダーソンとの試合で、自身の右足のスネを負傷してTKO負けとなった事はあるが、まともなKO負けは今回が初めてとなる。そのことを知らされた鈴木は「マジで言ってんの!?初めて俺がやったの、マジ!?それやばいね」 と自身でも信じられない様子だった。
KOした時の感触を「最後のストレートは確信持ったパンチだった。右ストレート、もう絶対立てないだろうっていう感覚持って、 どうだと思ったら(パトリシオが)立てなかったら良かったよね」と振り返った。
試合後にパトリシオは自身のSNSで「日本の皆さん、素晴らしい歓迎をありがとう。残念ながら私の夜ではなかった。おめでとう千裕。でもこの物語にはまだ新しい章がある。ではまた 」と鈴木を称えながらも、再戦の意向を示していた。
それに対して鈴木もSNSで「次はしっかりお互い戦う準備をして ベストな状態で最高の再戦をやりましょう! 俺はいつでもYESだ!」と試合を受け入れる構えだ。
さらにパトリシオは「あなたは昨日の一夜でタイトルマッチの権利を得ました。今度はベラトールで会いましょう」と返しており、両者の間では合意している。
果たして、再戦はどの舞台で見られるのか。お互い万全の状態で、素晴らしい試合を期待したい。
▶︎次ページは【動画】ベラトール王者パトリシオが倒れた!TKOの瞬間
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