ドネア最後の世界挑戦へ「井上尚弥の試合を見て、また戦いたいと思った」相手候補には拓真も
プロボクシング世界5階級制覇で、19年と22年の2度に渡り井上尚弥と戦ったノニト・ドネア(42=フィリピン)が、”最後の世界挑戦”に向け、今夏のリング復帰を目指していると複数メディアに語った。
WBC公式サイトでは、ドネアは今月4日に行われた[井上尚弥vsカルデナス]を観戦し「あの試合を見て、またリングに立ちたいと思った」と刺激を受けたと言う。また尚弥の弟・拓真との対戦も熱望している。
【フォト&動画】ドネア、最近の強烈ミット打ち!鋭いステップも健在
ドネアはフライ級からフェザー級までの5階級を制覇した英雄。強烈な左フックと鋭いステップを武器とし、19年11月の[井上vsドネア1]では2Rに左で井上の右目から出血、さらに骨折させ井上をピンチに追い込んでいる。
王座に返り咲くも、22年6月の井上との2戦目では、開始早々の打ち合いの中、2R KO負けしている。そして23年7月、アレハンドロ・サンティアゴとWBC世界バンタム級王座決定戦で敗れ、その後は試合をしていない。
ドネアはWBC公式サイトで「(井上vsカルデナスの)試合を観ていたら、自分もまたリングに立ちたくなった」と復帰の理由を語り、バンタム級の王者たちとの対戦に興味を示している。
「バンタム級であれば、どんな相手でも受ける。世界タイトルをもう一度獲得する」と言うドネアは、井上尚弥の弟・拓真との試合の可能性や、中谷潤人との統一戦も視野に入れているという。
また『ブランチ・ボクシング』のインタビューでは、すでに「最後の挑戦」へ向けて正式に準備を進めており、その時期は今夏、早ければ6月に初戦を行うと言う。
現在、ドネアはWBAバンタム級世界ランキングで5位にランクインしている。
先日、WBA世界バンタム級王者の堤聖也が目のケガのため、休養王者に。これにより暫定王者のアントニオ・バルガスが正規王者に昇格し、7月に元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾とのタイトル防衛戦を行う見込みだ。
ドネアが勝利していけば、このWBA戦線に絡むことになるかもしれない。復帰する同郷の英雄パッキャオに続き、42歳・ドネアの挑戦を見守りたい。
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