【PRIDE】藤田、UFCの刺客モンソンに敗退…ソクジュがアローナをKO葬、青木はライト級GPに向け好発進
DSE
「PRIDE.34」(4P目)
2007年4月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始15:30 観衆=23,336人(満員)
▼第4試合 ヘビー級ワンマッチ
○ギルバート・アイブル(オランダ/ボスジム)
TKO 1R3分46秒 ※レフェリーストップ
●小路晃(フリー)
1R、アイブルのバネを生かしたヒザ蹴りをもらいながらも、小路は胴タックルで組み付いて先にテイクダウンを奪う。小路はアイブルの腕を内側から押して、パンチを落とす。
アイブルの足を押してパスガードを狙っていく小路。アイブルもエビで腰を逃がせてディフェンスするが、小路を中腰の状態からアイブルのガードを膝で割って足を一本越す。
するとここでアイブルが下からヒールホールド! かなり極まっていたものの、小路はアイブルの足をとってアンクルホールドに切り返す。
ここから足関節の取り合いとなるが、アイブルがポジションを返してグラウンドで上になると、パウンドの連打! 小路はタップしなかったものの、レフェリーが試合を止めた。
▼第3試合 ウェルター級ワンマッチ
○瀧本誠(日本/吉田道場)
一本 1R5分40秒 ※アームロック
●ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
弁慶はいきなり右ハイキック! そして右ミドルから左フック、瀧本もフックを合わせる。サウスポーの瀧本はなぜか左へ回り、弁慶の右の蹴りを受け続ける。瀧本は弁慶の蹴りの引き際に胴タックル、組み付いてコーナーへ押し込み、テイクダウンを奪うとバックマウント。公言していた打撃ではなく、テイクダウン狙いだったようだ。
背後からパンチ、鉄槌を見舞い、一度下になると肩固めをしながら上を奪い返し、サイドポジションへ移行する。そして腕十字! が、弁慶は抜いて立ち上がり、寝たままの滝本へジャンピングフットスタンプ、そのまま上になって亀になる瀧本へスリーパー。瀧本がガードに戻すとスピーディーな攻防に場内から大きな拍手が起こる。
スタンドに戻ると、弁慶のパンチを皮切りに両者は打ち合いを展開、左フックで瀧本がダウン! 顔面への蹴りを連発する弁慶。瀧本は足を掴んで寝技に引き込むが鼻から出血が見られる。ここで一度ブレイク。
瀧本がガードになっての状態から再開、瀧本は下からのストレートアームバー、そして腕十字のコンビネーション。回転して逃れようとした弁慶のマウントを奪い、ストレートアームバー! 弁慶たまらずタップ! エキサイティングな試合の結果、瀧本が激勝!
「ありがとうございました! 正直、一発いいのもらって全身痺れてます。今日は榊原社長の最後のイベントなので絶対にいい試合をしようと思っていました。榊原社長にはサポートしていただいて、僕も一緒にPRIDEを盛り上げて行きたいと思います」瀧本は感情たっぷりに、マイクでアピールした。
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