【K-1】極真カラテ世界王者テイシェイラがジャパンGP制覇!武蔵が1回戦敗退の大波乱
FEG
「K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA」(6P目)
2008年6月29日(日)マリンメッセ福岡
開場13:30 開始15:00
▼第1試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長2R
○ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
TKO 3R2分49秒 ※レフェリーストップ
●ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー)
4・29オランダ大会のリング上で打倒シュルトを宣言し、ワールドGP開幕戦での対戦を熱望するアーツ。ノルキヤは奇しくもシュルトとほぼ同じサイズであり、仮想シュルトを倒してその足がかりとしたいところだ。
ノルキヤは2004年11月6日に行われた新日本キックボクシング協会主催『TITANS 1st』でシュルトと対戦し、2R0分57秒でKO負けを喫しているが、1Rにはパンチでダウンを奪っている。
1R、サウスポーからワンツーを出して前に出るノルキヤに、アーツはカウンターのローキック。前足を内側と外側から蹴る。ノルキヤの左側に回り込みながら、ローと右ストレートを放つアーツ。しかし、ノルキヤのパンチをもらって仰け反る場面も。
アーツの左ローに揺らぎ、下がり始めるノルキヤ。右ストレートでロープに詰め、連打するアーツはテンカオも突き刺す。ボディ攻めから右ストレートと右ハイキック、そしてローへ繋ぐアーツ。
2R、左ローを確実に効かせ、パンチで前に出るアーツ。ノルキヤは打たれながらも前へ出て、ローとフックを放つ。アーツは左ミドル、前蹴り、右ボディストレートとボディを狙い撃ち。復帰戦(昨年12月8日のワールドGP決勝戦以来)のためかアーツは動きが鈍く、ローに左ストレートを合わされる。組もうとするアーツにノルキヤのアッパーが炸裂! アーツも打ち返すが、明らかにバテ気味だ。
3R、ノルキヤをロープに追い詰めて連打するアーツだが、ノルキヤに組まれる。それでも連打とヒザ蹴りでノルキヤをコーナーへ詰めていく。ノルキヤが前へ出たところに右ストレートのカウンターがヒット!
続けてアーツはコーナーに詰めて右ストレートからショートの連打を加えるが、打ち疲れて自分から組んでしまう。しかし、ノルキヤが左目上をカットして流血。
ドクターチェック後、連打からヒザに繋げるアーツ。ノルキヤも大きなフックで打ち返し、アーツは右ボディストレート。右ストレートで前に出るアーツだが、打ち疲れてすぐに組んでしまう。ここで2度目のドクターチェック。再開後もアーツは左右の連打でノルキヤをコーナーへ追い込みヒザ蹴り。ノルキヤにクリンチされるとボディへのパンチ、ヒザ蹴り。
アーツの右ハイキックがクリーンヒット! この一発でグラついたノルキヤへ右ストレートからの連打を浴びせ、ノルキヤが一方的に打たれたところでレフェリーが試合をストップした。
▼オープニングファイト K-1ルール 3分3R
○河野真弓(九州比山)
KO 1R1分29秒 ※左フック
●立川隆史(TRYOUT)
1R、応援団の大声援を受けて、ローを蹴りながら前に出て行く立川。長身の河野は距離を取りながらローとミドルを蹴る。そこに右ストレートを合わせようとする立川だが、河野に攻撃を散らされると守勢に回ってしまう。
逆にテンポよく自分のパンチを当てる河野は立川のガードの間から右アッパー! これで立川の顔を跳ね上げさせると、河野は細かいパンチの連打! 立川がダウン! 立川はそこから立ち上がることが出来なかった。
昨年、元プロ野球選手(ロッテの4番)としてK-1に転向し、連勝を重ねていた立川だったが、今年に入って2連続KO負けという結果に終わった。
▼K-1 JAPAN GP2008トーナメント リザーブファイト K-1ルール 3分3R
○洪 太星(極真会館)
KO 1R1分52秒 ※右ローキック
●高森啓吾(谷山)
空手家の洪と柔道家の高森。今年のJAPAN GPリザーブマッチは異種格闘技戦の匂いのするマッチメークとなった。
1R、圧力を活かして左右のフックを振り回して前に出る高森。サウスポーの洪はガードを高く上げて、左のインローとミドルを蹴る。その後もロー、ミドル、ハイと蹴りを上中下に蹴り分ける洪。
高森は蹴りのディフェンスが追いつかず、洪が強烈なインローで高森からダウンを奪う。再開後、洪はすぐにローを連打。これで高森はマットに崩れ落ち、洪が余裕のKO勝利を収めた。
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