【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す
▼第6試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)
KO 1R1分44秒 ※パンチ連打
●龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)
※長島が決勝戦に進出。
1回戦では城戸康裕との激闘を制して準決勝に駒を進めた龍二。一方の長島は名城を秒殺KOしての準決勝進出。龍二はスタミナと城戸に蹴られ続けた奥足へのローキックのダメージの影響が不安視される。
1R、龍二はガードを高く上げてジャブ。長島は左ボディ、龍二にジャブに右フックをかぶせる。龍二はパンチだけでなく左のヒザ蹴りを打つが、長島はそこに左フックを合わせる。ガードの高い龍二に左ボディから左フックを返す長島。
龍二も前に出て左フックを打っていくが、長島はグルグルと龍二の周りを回り、龍二のローにワンツー。さらに長島はダメージを負っている龍二の奥足にローを蹴る。そして長島が左フックから右、左アッパー!
この一発で長島が龍二からダウンを奪う。再開後、龍二が右ストレート! しかし長島は構わず前に出て右ストレートを受けても怒涛の連打。このラッシュでコーナーを背にした龍二が崩れ落ちて、龍二がダウン! 長島が1回戦に続き、1RKO勝利で決勝進出を決めた。
▼第5試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
○DJ.taiki(Team Nakano/2002年全日本アマチュアシュートボクシング中量級優勝)
判定3-0 ※3者とも30-29
●渡辺一久(フリー/プロボクシング第52代日本フェザー級王者)
“暴走ボクサー”こと渡辺と日本の総合格闘家でも1、2を争うストライカーのDJ。63kg級の一戦は個性のある選手同士の対戦となった。
1R、DJが左右のロー。これがローブローになるが、渡辺は痛くないよとアピールする。DJはジャブを突いて左右ミドル。渡辺は左フックから踏み込んで右ストレート! しかしDJも左フックを返す。DJはジャブから右ロー。渡辺は離れた間合いでジャブを突いて右アッパー、右ロー、右ハイキック! DJは下がりながらジャブを突いてローを返す。
渡辺も鋭い踏み込みでワンツー! DJは思わず渡辺に組む。ジャブを突く渡辺にDJは右ロー。そして長いジャブで渡辺を近づけさせない。DJは左ミドルと右ロー。そこに渡辺が右ストレートから連打! しかしDJはしっかりとパンチをブロックして強烈な右ローを蹴る。ジャッジ3名は10-10のイーブン。
2R、渡辺のジャブにDJが強烈な右ロー、左ミドルを蹴って左フックを打つ。渡辺は左のパンチでDJを追いかけてワンツー、さらにDJのローに左フック!
DJのローを受けても渡辺がパンチで突っ込んで左ボディを打つ。左アッパーから右ストレートを返す渡辺。しかしDJは固いブロックから確実に右ローを当てて行く。
さらに右ローだけでなくインローも蹴っていくDJ。渡辺はDJをロープに詰めて右フックを狙うが、DJはジャブでそれを止める。挑発するようなポーズを見せる渡辺。
しかしDJは右ハイキック、渡辺のパンチをブロックして右ロー。DJの右ローに渡辺が右フックを合わせるが、DJのブロックは固い。ジャッジ3名は10-10でイーブンとするが、明らかにDJペースで試合が進んだラウンドとなった。
3R、ここもDJはしっかりと距離を取って左右のロー。渡辺も左右のフックとアッパーを振り回すが、DJは徹底してブロック&左右ロー。
DJの右ローが渡辺の左足を捕らえると、渡辺のバランスが大きく崩れる。DJはバシバシと右ローを蹴り、渡辺も歯を食いしばって左右のフック。DJのローと渡辺のパンチが交錯する展開となるが、確実にローを効かせるのはDJだ。
しかし渡辺も必死に立ち続け、ローを当てているDJも口を大きく開けて肩で息をするような状態となる。最後はお互いフラフラになって試合終了のゴングが鳴らされた。
判定は3者とも30-29でDJ。DJがタイでの武者修行の成果を発揮し、K-1デビュー戦で渡辺を下した。
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