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【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す

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2010/03/27(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。


▼第4試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者) 
判定3-0 ※3者とも30-28
●山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
※日菜太が準決勝に進出。

 事実上の決勝戦と目されている一戦。下馬評では日菜太有利とされているが、山本が昨年の世界3位の意地を見せるか?

 1R、日菜太がいきなり強烈な左ミドルを連打。これが山本の右腕にバチン!バチン!と当たる。しかし山本も左ミドルをブロックしてインロー。さらに山本はサウスポーに構えを変えながらインローを蹴っていく。

  日菜太は左ストレート、距離を詰めてヒザ蹴り。山本はガードを高く上げてインローを蹴り続ける。日菜太は左ストレートとヒザ蹴り、左ミドル・インローから左ストレート。

 さらに前蹴りで山本を突き放す。山本はオーソドックスに構えを戻して、日菜太の前足にインローとアウトロー。さらに山本は日菜太の左ミドルに左フックを返す。

  しつこくインローを蹴る山本。日菜太は左ミドル、左ストレートで攻める。ジャッジは1名が10-10でイーブン、2名が10-9で日菜太を支持する。

 2R、左ストレート、左ミドルとインローを蹴る日菜太。山本がワンツーで来るところにヒザ蹴りを合わせる。山本は左ミドルをブロックして左フック、インローを合わせる。インローを蹴る山本。

  日菜太の左ストレートに右ストレートのカウンターを合わせる山本。さらにそこからインローにつなげる。日菜太はそこにワンツーを合わせて左ミドル。さらにこの左ミドルからワンツーにつなげ、バックブローも放つ。

 しかし山本はぐんぐん前に出て距離を詰める。日菜太が左のテンカオ。山本はそれを押してインローをひたすら蹴る。しかし日菜太もそこに右フック! これが山本の顔面を捉えるが、山本は下がらない。

  日菜太はその日菜太を押して左ミドル! しかし山本もインローを返す! 日菜太は左ミドルからワンツー、山本もインロー。日菜太が左ミドルを蹴ったところでラウンド終了となる。このラウンドも3者とも10-9で日菜太。

 3R、左ミドルを受けても右ストレートで前に出る山本。気合い充分の表情を見せて左右のフックで前進する。日菜太もそれを押し返して左ミドル! 左ストレート! 左のテンカオ! これが当たるが山本も右アッパーを返す。

  3Rに入ってもとにかく前に出続ける山本。左ミドルの日菜太に山本は左フックを返す。日菜太が右フックから左ストレート。この左ストレートで日菜太が前に出ていく。

 そこに山本は右ストレート、そしてアッパー、左フック! 日菜太は下がって左ミドルを蹴るが、山本に組みついて追撃を阻止する。日菜太を突き放して山本が左フックで前進! これが日菜太の顔面をとらえる! しかし日菜太も左ミドル、そしてワンツー! 山本はバックブローも放つが、これは当たらない。

 互いに死力を尽くした試合は判定30-28、30-28、30-28で日菜太。日菜太が世界3位の山本を下して、準決勝に駒を進めた。


▼第3試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush 70kgトーナメント2009優勝)
KO 2R43秒 ※パンチ連打
●TATSUJI(アイアンアックス/RISE DoA TOURNAMENT’05優勝)
※中島が準決勝に進出。

 魔裟斗も注目選手として名前を挙げている中島がトーナメント初参戦。対するTATSUJIは5年連続のトーナメント出場だが、いまだに優勝経験はなし。互いにパンチを得意とする選手同士、殴り合いが予想される一戦だ。

 1R、ジャブを突くTATSUJIに中島はインローを返す。中島が左を伸ばすと、そこに右フックをかぶせるTATSUJI。中島はガードを上げて右フック、左アッパーを突き上げるが、クリーンヒットはない。

  TATSUJIはジャブを突きながら右ロー、ガードを高く上げて細かいパンチをまとめる。中島がジャブから右ストレート。TATSUJIも右ストレート、さらに左ボディを返す。

  中島はテンカオで前に出るが、TATSUJIは距離を取ってジャブから右ロー。 中島のジャブにもぐりこむように左ボディ、右フック。

  さらにTATSUJIはパンチからロー、ローからパンチにつなげる。

  中島が左右のテンカオから右フック。ジャッジ1名は10-9でTATSUJI、残り2名は10-10でイーブンとなる。

 2R、ここもジャブを突いてパンチを組み立てるTATSUJI。中島は左ボディから右フック! そしてTATSUJIのジャブに右フックを合わせる。これでバランスを崩すTATSUJIは中島にクリンチしようとするが、ここでバランスを崩してしまう。

  しかしレフェリーはダウンと判断し、劣勢だった中島が先にダウンを奪う。再開後、中島は飛びヒザ蹴りから左右のフック。ここでパンチの打ち合いとなり、

  もつれるように倒れたTATSUJIだったが、ここでもレフェリーはダウンを宣告。立ち上がってダメージがないことをアピールしたTATSUJIだったが、中島がKO勝利で準決勝で駒を進めることとなった。

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