【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す
▼第2試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)
KO 1R39秒 ※左フック
●名城裕司(K NETWORK 国士会館)
※長島が準決勝に進出。
昨年の日本トーナメントではコスプレ戦士として注目を集めた長島。しかし現在は3連敗中と結果を出していない。対する名城はあのボクシング世界王者・名城信男の実弟。小比類巻太信の欠場・引退を受けて、リザーブマッチから繰り上がりで本戦出場となった。
1R、サウスポーの名城が左ミドルからいきなり突進! そのままパンチで激しく打ち合おうとするが、そこに長島が左フック! これが名城の顔面を打ち抜いてダウンを奪う。再開後、ここも名城は左ミドルから前進して、左右のパンチを振り回して打ち合おうとするが、再び長島がカウンターの左フック! これで長島が名城をマットに沈めた。
▼第1試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)
判定3-0 ※29-28、29-29、28-27
●城戸康裕(谷山/2008日本トーナメント優勝)
※龍二が準決勝に進出。
トーナメント第1試合は2008年日本王者・城戸とRISE 70kg王者・龍二の一戦。トーナメント出場選手の中で唯一優勝経験のある城戸が2度目の王者となるか、それとも2年ぶりのトーナメント出場となる龍二が初優勝を果たすか?
1R、右ローを蹴っていく城戸。龍二はじりじりと圧力をかけて前に出て右ストレート! これが城戸の顔面を打ち抜いて、龍二がいきなりダウンを奪う。
再開後、城戸はサウスポーに構えをスイッチして、態勢を立て直そうとするが、龍二は左ボディと左フックを突き刺す。しかし城戸も左ハイと右フックで反撃。龍二が左ボディから右ストレートを打てば城戸もしっかりガードを固めてジャブ、右ストレート、右ヒザ蹴り、左ハイキックを飛ばす!
龍二はジャブから距離を潰して左ボディと左アッパー! 城戸は両腕のガードを上げてジャブからヒザ蹴り。そして左右のハイキックを蹴る。
ここから城戸は逆に龍二をコーナーに詰めてテンカオとハイキック! 城戸の攻撃が次々と当たるが、タフな龍二は倒れない。城戸はガードを上げて奥足ロー、さらに右ジャブを突いて左ハイキック。ジャッジは10-8、9-8、10-9で龍二を支持。
解説を務めていた魔裟斗も「熱い試合をしますね」ともらすほどの激闘となった。
2R、城戸は距離を取りながら右ロー、そして奥足へのローを蹴る。龍二もそのローに右ストレートを合わせて前に出る。龍二は右ハイキックから左右のフック。
しかし城戸はしっかりとガードを固めて左の奥足ロー、そして左のテンカオ! 徹底したローとボディ攻めを見せる。前蹴りで龍二に距離を詰めさせない城戸は意表を突いたバックブロー、そして奥足ロー。龍二はワンツーで前に出るが、城戸は両腕ブロックから確実に奥足ロー、そして左のテンカオ、左右の前蹴り。
さらに城戸は構えをサウスポーにスイッチして右の前蹴りと左奥足ローを繰り返す。これが確実に龍二の右足を捕らえるが、龍二も城戸のガードをこじ開けようと左ボディとアッパー。城戸は奥足ローを効かせて左ハイキック!
このラウンドはジャッジ3者とも10-9で城戸を支持し、ここまでのポイントは19-18(龍二)、18-18、19-19とほぼ互角となる。
3R、インローを蹴っていく龍二。しかし城戸は2Rと同じようにサウスポーに構えて右の前蹴りと左の奥足ロー。しかし龍二はワンツー、フック、アッパーで前に出る。城戸も下がりながら左右のテンカオを返すが、今度は龍二が強烈な奥足への右ロー! これで今度は城戸がバランスを崩す。
ここで城戸が首相撲からヒザ蹴りを放つが、これがローブローとなり、龍二が悶絶。城戸には警告1が与えられ、龍二には2分のインターバルが与えられる。
再開後も城戸は右の前蹴りと左の奥足ロー。龍二も右の奥足ロー。城戸は距離がつまると左右のテンカオ。さらにバックブロー、ハイキックを出すが、龍二は下がらない。
城戸はワンツー、奥足ロー。これで必死に龍二を下がらせる。最後はお互いに意地を張り合うような打ち合いとなり、試合終了。判定は29-28、29-29、28-27で龍二。城戸との激闘を制し、龍二が準決勝進出を決めた。
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