【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す
▼オープニングファイト第3試合 -70KG Japan Tournamentリザーブファイト 3分3R延長1R
○小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)
TKO 3R1分43秒 ※ドクターストップ
●久保薗ルイス(ブラジル/チーム・ルイス/WMAFミドル級王者)
※小宮がトーナメントリザーバーに決定。
1R、いきなり久保薗が右ストレートから前進! 小宮は左ミドルを蹴って、久保薗のジャブに右のパンチを被せる。鋭いステップインでコンパクトにパンチをまとめる小宮。
リーチで上回っているのは久保薗だが、小宮はしっかりと距離を取ってジャブと右ロー。久保薗も射程の長いワンツーを見せるが、小宮はそこに右ローを返す。
さらに小宮は突っ込むようなワンツー。そして久保薗の左に右フックを合わせてダウンを奪う。再開後、久保薗は飛びヒザ蹴りから連打。しかし小宮は左を伸ばして距離を測り、右ストレート! 久保薗もパンチを返して小宮を押し倒すが、小宮は久保薗ローに右ストレート、そして飛びヒザ蹴りを見せる。このラウンドは3者とも10-8で小宮。
2R、小宮が右ローと左ミドル。久保薗はジャブ、ワンツーで前に出るが、小宮はそこに右フックをかぶせるように打っていく。さらに小宮は離れた間合いから左ミドルとローを蹴り、久保薗の右ローに右ストレート!
その後も小宮が自分の距離を保って試合を進める。ここで鼻から出血する久保薗にドクターチェックが入る。再開後も小宮がジャブと右ローで上手く攻撃を組み立てる。このラウンドもジャッジは3者とも10-9で小宮。
3R、インローと左ミドルを蹴る小宮。久保薗も右ローと右ストレートを返す。しかし小宮は久保薗の組み際に右アッパー、さらに久保薗の身体をプッシュしてジャブ。
この小宮の鋭いジャブが何度も久保薗に突き刺さる。ここで久保薗の鼻からの出血がひどくなり、ドクターが試合をストップ。小宮がリザーバーの権利を手にした。
▼オープニングファイト第2試合 大渡博之引退試合 3分3R延長1R
○大渡博之(正道会館)
TKO 2R1分15秒 ※セコンドからのタオル投入
●内村洋次郎(パンクラス/イングラム/初代ZSTウェルター級王者)
“闘う電通マン”としてK-1デビューを果たした大渡が今大会で引退試合に挑む。対戦相手の内村は初代ZSTウェルター級王者で、本格的に立ち技に挑戦している選手。
1R、サウスポーの内村は左ミドルとインロー。これがローブローとなり、試合が中断される。しかし再開後も内村はインロー、そこから左ストレートを放つ。大渡りのローに右フックと左ストレートを合わせる。
大渡は内村のパンチをブロックして右ミドルを蹴る。内村は左ストレートと右フックで前進。しかし大渡は右ストレートを基点に前に出て、右アッパー!
大渡は内村を前蹴りで下がらせて、内村の右フックに右のショートストレート。さらに大渡は突き上げるような右アッパー! 左フックから一気に連打をまとめてダウンを奪う。再開後、大渡は右ハイキックから左右のストレート! さらにインローを蹴って、右ストレートからの左フックで2度目のダウンを奪う。
ここでラウンド終了となり、ジャッジは3者とも10-7で大渡。
2R、右ミドルから右ストレートで前に出る大渡。ここからパンチとヒザ蹴りでラッシュを仕掛ける。内村はそれを凌いで左ストレート! これが大渡の顔面を捉える。しかし大渡はしっかりと距離を取って右ミドル。そして内村の右フックにカウンターの右ストレート! これが見事に入って内村がダウン! 立ち上がった内村だったが、セコンドからタオルが投入されて、大渡が引退試合をTKO勝利で飾った。
▼オープニングファイト第1試合 3分3R延長1R
○松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 70kg級トーナメント優勝)
KO 2R1分48秒 ※3ノックダウン
●YUUKI(新空手・鷹虎)
K-1甲子園70kg王者の松倉がオープニングファイトに登場。対戦相手のYUUKIも松倉と同じく高校を卒業したばかりのK-1甲子園組となる。
1R、右ローから攻撃を組み立てていく松倉。YUUKIの蹴りにジャブを合わせてパンチで前に出て行く。YUUKIのパンチをしっかりとブロックして右ロー、そしてワンツーで前に出て行く松倉。YUUKIを後退させて、バシバシと右ローを当てるとYUUKIの身体が流れる。さらにYUUKIのローに松倉が右ストレート!
YUUKIもバックブローから左ハイキックで反撃するが、松倉はYUUKIをコーナーに詰めて右ローを蹴り続ける。さらに松倉は右ローだけでなく左の奥足ロー! 左右のローでYUUKIの足にダメージを与えていった。ジャッジは3者とも10-9で松倉にポイントをつけた。
2R、下がりながらローを蹴るYUUKIだが、松倉はYUUKIの蹴り足を取って左ボディ、パンチをまとめてYUUKIをコーナーに詰める。 松倉は左ミドルをブロックして距離を詰めて右アッパー。
さらに松倉は強烈な右ボディストレートと左ボディ! これを効かせると、松倉はYUUKIをロープに詰めて一気に連打! これで最初のダウンを奪う。松倉は左右のフックから右ハイキック、ヒザ蹴りと怒涛のラッシュ。
YUUKIも下がりながら右フックやヒザ蹴りを返していくが、そのヒザ蹴りに松倉が右ストレートを合わせて2度目のダウンを奪う。再開後、松倉はテンカオ、ボディからの連打、そして最後は鋭い左のパンチをYUUKIの顔面に突き刺して、YUUKIからKO勝利を収めた。
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