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【ライズ】小宮山がTKO勝ちで王座防衛、日菜太は大逆転のKO負け

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2012/06/02(土)UP


▲小宮(左)が延長戦で粘る菅原(右)を振り切った

▼第6試合 スーパーライト級(-65.0kg) 3分3R延長1R
○小宮由紀博(スクランブル渋谷/ミドル級1位)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●菅原勇介(TARGET/同級1位)
※本戦は29-28(小宮)、28-28、29-29

 1R、グローブを合わせると同時に菅原が右ロー、小宮はジャブ。右ローを蹴り続ける菅原に小宮は得意の右ストレート。接近すると小宮がクリンチしてのアッパー連打、菅原もショートのアッパーを返す。

 2R、小宮は速い連打を仕掛け、ジャブと右ストレートを突き刺す。菅原は右ローと左インロー。距離が近くなると片手で抱えてしまう菅原に、小宮は右ショートアッパーを連打する。要所要所で速い連打をまとめる小宮。

 3R、小宮が連打で仕掛けていき、菅原も打ち合うが、クリンチしたところで小宮が右ショートアッパーを連打で突き上げる。引っ掛けからの崩しで小宮のバランスを崩す菅原だが、ホールディングの反則でイエローカード。細かく連打する小宮に菅原は飛びヒザ蹴りのフェイントから左フックを放つが、小宮の身体の圧力に押されてロープに釘付けにされる。

 ジャッジ1名が小宮を支持したが、判定はドローで延長戦に。小宮が前蹴りで右ストレート接近すると右ショートアッパーの連打。菅原は左右フックとヒザ蹴りを繰り出すが、小宮の連打でロープを背負い、右ストレートをもらう。ラスト30秒でも小宮が菅原をコーナーへ詰めてのショートアッパー。小宮が粘る菅原を振り切った。



▲水町が飛びヒザ蹴りを見舞う

▼第5試合 ライト級(-63.0kg) 3分3ラウンド延長1R
○水町 浩(士魂村上塾/元MA日本スーパーライト級&ウェルター級王者、同級1位)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●巨輝(TARGET/同級4位)

 1R、左右ローを蹴る水町に巨輝は左右ミドル。フックは何度か相打ちになる中、水町の右ローの的確さが目立つ。

 2R、左右フックで前に出る巨輝のパンチが水町を捉え始めるが、水町も打ち返す。お互いにボディを打ち、左右フック。積極的に接近戦を仕掛ける巨輝が手数で優った。

 3Rは両者とも接近してパンチを打ち合う。水町は前蹴りで突き放しての飛びヒザ蹴り。しかし、水町が反則の両手で組み付いてのヒザ蹴りをやってしまい、イエローカードが提示される。飛びヒザ蹴りを連発する水町に、突進して左右フックを打ち込む巨輝。クリンチの多い水町だが、ショートフックを当てていく。ラスト10秒で巨輝の右ハイキックがヒットしたが、判定2-0で水町が勝利を収めた。



▲左右田(右)は総合格闘技でよく使われるスーパーマンパンチを放つ

▼第4試合 スーパーライト級(-65.0kg) 3分3R延長1R
○左右田泰臣(シルバーウルフ/同級2位)
TKO 3R2分29秒 ※レフェリーストップ
●キム・ドンス(韓国/TEAM TAESAN/韓国キックボクシングウェルター級王者)

 1R、サウスポーのキムに左右田は前蹴りを連発、ローに合わせて右ストレート。ジャブと前蹴りで距離を取りながら左右のショートパンチをヒットさせていく。

 2R、左右田は右ミドルからのスーパーマンパンチ、前蹴りからヒザ蹴り、左手を伸ばしておいての右ストレートとリーチを存分に活かした戦い方。ヒザ蹴りとボディブローでボディを痛めつけ、キムの空振りを誘って右ストレートを突き刺す。ラスト10秒で左右田がパンチをまとめてポイントを奪う。

 3R、左手を伸ばしておいての右ストレート、スーパーマンパンチとリーチを活かした戦い方を貫く左右田。右ストレートとボディへのヒザ蹴りでキムを追い詰め、単発で反撃するキムをコーナーへ追い詰める。

 キムがボディを嫌がると右フックを顔面に入れ、またボディと攻める左右田。レフェリーはキムにスタンディングダウンを宣告する。再開してもコーナーで一方的に打たれるキムを見て、レフェリーが試合をストップした。



▲リョウ(右)はホープの指首を破り決勝戦に進出

▼第3試合 初代RISEフェザー級(-57.5kg)王者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○リョウ・ペガサス(アカデミア・アーザ水道橋/同級1位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●指首祐太(STRUGGLE/同級5位、2011年 RISING ROOKIES CUP同級優勝)
※リョウが決勝戦に進出。

 1R、サウスポーの指首はパンチをまとめていくが、リョウの右フックをもらって膝を折る場面も。積極的に手数を出すリョウに指首はやや押され気味。

 2R、ワンツーからハイキック、さらに右ストレートを伸ばしてくるリョウに指首は左ストレートと右フック。ラッシュを仕掛けたリョウに指首が飛びヒザ蹴り。

 3R、パンチで前に出るリョウが勢いで優る。指首の左フックをかわしながらのローキック。指首は得意の左フックを狙いすぎて空振り、リョウの右ローをもらう。リョウの連打でコーナーに詰まる指首! ヒザ蹴りで応戦するもリョウの勢いを止めることが出来ず、判定勝ちでリョウが決勝戦へ進出した。



▲ホープ対決は一刀(右)がパワフルな攻撃で判定勝ち

▼第2試合 初代RISEフェザー級(-57.5kg)王者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○一刀(日進会館/同級2位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●石橋真幸(名古屋JKF/同級3位)

 1R、ジャブから右ローで攻める石橋に一刀はよく伸びる左のパンチを顔面とボディに打ち分ける。石橋の右ローをキャッチしては、足を払って転倒させる一刀。

 2Rも一刀は足払いで石橋を転倒させ、よく伸びる左のパンチをボディと顔面に打ち分ける。一刀のワンツーに下がる石橋。前に出る石橋がパンチの打ち合いを挑むが、一刀は距離を取って石橋が前に出てくるところへワンツー。

 3R、石橋が一気にパンチで間合いを詰めていく。一刀も左右フックから右ロー、左ボディ。両者出血し、同時にドクターチェックが入る。ラスト1分、両者は激しく打ち合うがパンチの的確さは一刀が優り、判定3-0で一刀が熱戦を制した。



▲Dyki(左)が接戦を辛うじて制した

▼第1試合 バンタム級(-55.0kg) 3分3R延長1R
○Dyki(TARGET/同級2位)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●水原弘暁(光ジム/NPO JEFA/J-NETWORKスーパーバンタム級王者) 
※本戦は29-28、28-29、29-29

 1R、Dykiが前に出てパンチから左ハイキック、右ローと左ミドル&レバーブロー。水原はDykiの圧力に下がりながらも左右フック。Dykiのパンチをかわして右のパンチを入れていく。

 2R、両者フックで打ち合う中、水原は飛びヒザ蹴りも繰り出す。Dykiはフックの空振りが目立つが、右ローは的確にヒットさせていく。ややDykiがパンチをもらう場面が目立った。

 3R、水原のパンチからの飛びヒザ蹴りに手を焼くDyki。右ローを蹴っていくが、パンチをもらう場面が多い。ラスト30秒、パンチを振るって前に出るDyki。水原も打ち返す!

 判定は三者三様のドローとなり、延長戦へ突入。パンチをもらいながらも右ローを蹴るDykiが、左ヒザを突き刺す! パンチとローで前に出るDykiに、水原はフックを当てては下がって距離を取る。ラスト30秒でラッシュをかけるDykiだが、水原も負けじと応戦! 甲乙つけがたい内容だったが、判定2-1でDykiが辛勝した。


 

▼オープニングファイト第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○TASUKU(リアルディール/2010年 RISING ROOKIES CUP同級優勝)
KO 1R
●ACHI(TARGET)

▼オープニングファイト第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○郷州 力(PHOENIX/2011年KAMINARIMON全日本大会65kg級優勝・大会MVP選手)
TKO 2R1分24秒
●元樹(アルファジム)

▼オープニングファイト第3試合 ミドル級(70kg) 3分3R
○森孝太郎(リアルディール/2012年REALDEAL 70kg級トーナメント優勝)
KO 3R
●二朗(日進会館)

▼オープニングファイト第2試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○野辺広大(STURGIS新宿ジム)
KO 1R1分59秒
●永沼健吾(和術慧舟會福岡若杉道場)

▼オープニングファイト第1試合 RISING ROOKIES CUP ライト級(63kg)一回戦 3分3R延長1R
○NOBU BRAVELY(BRAVELY GYM)
KO 1R2分59秒
●西島 克(和術慧舟會福岡若杉道場)

 

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