【パンクラス】桜木裕司が1R残りわずか1秒で高橋義生をKO!
▼第9試合 フェザー級 5分3R
○ジョン・ショレス(アメリカ/ロデオスタイル/フェザー級1位)
判定3-0 ※ジャッジ三者とも30-29
●ガイ・デルモ(アメリカ/GUTSMAN/修斗世界ライト級3位)
“パ ンクラスvs修斗”の米国人ランカー対決が実現。ショレスは総合格闘技歴2年という短いキャリアながらも、パンクラスデビュー戦以来7戦無敗と連勝記録を 更新していたが、6月のフェザー級暫定キング・オブ・パンクラスタイトルマッチで王者・タクミに敗れ初敗北を喫した。
対するガイは修斗世界ランカーの肩書きを引っさげて2月にパンクラス初参戦、わずか21秒でTKO勝利というインパクトを残した。ショレスがパンクラスの牙城を守るのか、それともガイがベルトに一歩近付くのか?
1R、パンチとローキックの応酬が繰り広げられ、両者の重く鋭いパンチが交錯する。残り10秒でガイがテイクダウンに成功し、上からパンチを落とす。オープンスコアはジャッジ3名とも10-10のイーブン。
2R、ガイの右ローでショレスがグラつき始める。ガイはさらにワンツーをヒット。前蹴りでショレスを吹っ飛ばし、左ボディから右フック。さらにガイはタックルへいくが、ショレスが切り返して逆にテイクダウンを奪った。オープンスコアはジャッジ3名とも10-10。
3R、ガイはタックルにいき、ショレスに防がれるとすぐに右ロー。しかし、ショレスが弾丸のようなタックルでテイクダウンを奪う。立ち上がろうとするガイのバックを奪いにいくショレス。ガイがタックルで切り替えして逆にテイクダウンを奪い、ショレスは立ち上がる。
ガイがタックルにきたショレスにヒザ蹴り、すぐにタックルへいくがこれは防がれ、逆にショレスがタックルにいく。ガイを持ち上げてテイクダウンを奪ったショレスだが、ガイも立ち上がる。
ショレスがすぐにタックルで再びテイクダウンを奪うも、ガイはまた立ち上がった。ショレスが押し気味のラウンドだったが、残り数秒でガイがパンチのラッシュでショレスをグラつかせる!
一進一退の攻防であったが、ショレスが判定勝ち。GUTSMANからの刺客を撃退した。この試合は大会後、ベストバウト賞を受賞した。
▼第8試合 フライ級次期王座挑戦者決定戦 5分3R
○宇津木正和(パラエストラ古河/フライ級4位)
TKO 1R3分56秒 ※サッカーボールキック→レフェリーストップ
●江泉卓哉(総合格闘技道場武門會/フライ級2位)
フライ級次期挑戦者決定戦として江泉と宇津木が激突する。両者は1月に対戦してドローに終わっており、今回が決着戦。王者・砂辺光久に挑戦するのは果たしてどちらか。
1R、両者ともに踏み込んでのパンチ&キックを放つが、なかなかヒットを奪えない。サウスポーの宇津木に江泉は右ミドルと右ハイキック、宇津木は左ストレートから右フック。宇津木が入り込んだところに江泉のパンチがカウンターでヒットして宇津木はダウンする。
一気にパンチを落とす江泉。大ピンチに陥った宇津木だが、江泉に抱きついてこれをしのぐ。
両者立ち上がると宇津木がいきなりパンチでラッシュ! 江泉もこれに応じ、両者激しいパンチの応酬! しかし、フッ クをヒットさせてグラつかせたのは宇津木の方だった。宇津木の右フックで江泉がダウンしたところへ右のサッカーボールキック! レフェリーがすぐに試合を 止め、宇津木が逆転勝利で次期王座挑戦権を手にした。
▼第7試合 ライト級 5分2R
○高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)
判定3-0 ※20-18、20-17、20-18
●網潤太郎(和術慧舟會AKZA/第16回NBT同級優勝)
1R、高橋がバックドロップ気味に投げて上を奪う。しばらく抑え込んでいた高橋だが、立ち上がると顔面への蹴りとパンチを何度も網に入れる。さらに立ち上がり際には蹴り上げ! しかし、網は立ち上がると高橋をコーナーへ追い込んでいく。
2R、高橋が後ろに引きずり倒して網の上を奪い、マウントポジションに。パンチを連打する。残り30秒で高橋がテイクダウンを奪い、パンチをまとめたところで試合終了。高橋が判定勝ちした。
▼第6試合 ライト級 5分2R
△伊藤崇文(パンクラスism)
ドロー 判定1-0 ※20-19、19-19、20-20
△岩見谷智義(高田道場)
1R、伊藤は距離を取って岩見谷がそれを追っていく展開。伊藤がタックルを仕掛けるが、それを岩見谷が防ぐ。伊藤はパンチとハイキック。
2R、伊藤のジャンプしての左フックが入り、岩見谷は流血。ドクターチェックとなる。再開後、何度もタックルからテ イクダウンを狙う伊藤だが、なかなか相手を寝かすことが出来ない。残り30秒で岩見谷がパンチでラッシュを仕掛け、伊藤のタックルを潰して上からパンチ。 ジャッジ1名は伊藤を支持したが、ドローとなった。
▼第5試合 フェザー級 5分2R
○内村洋次郎(イングラム/初代ZSTウェルター級王者)
TKO 1R56秒 ※セコンドからのタオル投入
●なおKING(CORE/同級4位)
1R、内村がよく伸びるストレートパンチで攻勢に立ち、左のパンチでなおKINGを倒す。試合は続行され、その後も内村がパンチで圧倒。最後は右フックでダウンを奪ったところでなおKINGのセコンドからタオルが投入され、内村が圧勝した。
内村はマイクを持つと、「次は世界標準ということで、ジョンかガイでお願いします」と第9試合の勝者との対戦をアピールした。
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
8位
○窪田幸生(坂口道場一族)
判定 ※20-20、20-19、20-19
●長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA/同級8位)
1R、序盤は見合いが続いたが、残り1分で両者が足を止めての打ち合い。両者のフックが交錯し、場内は盛り上がる。
2Rも両者は近い間合いでのパンチの打ち合い。窪田のワンツーがきれいに入るが、それ以外は両者ともフックを振り回す。残り10秒で長岡がテイクダウンを奪い、窪田がアームロックに切り返して試合終了。判定2-0で窪田がベテラン対決を制した。
▼第3試合 ウェルター級 5分2R
○山崎昭博(SUBMIT静岡/同級7位)
判定2-0 ※20-18、19-19、20-18
●草・MAX(フリー)
1R、草は前蹴りと左ミドルで攻めるが、山崎にテイクダウンを奪われる。山崎はスタンドでもパンチとヒザ蹴りで追い詰め、ラウンド終了間際にも草をテイクダウン。
2Rも草が蹴りからのパンチで前へ出るが、テイクダウンを奪われて山崎が有利なポジションをキープ。山崎が判定2-0で勝利した。
▼第2試合 スーパーフライ級 5分2R
○北方大地(パンクラス稲垣組/スーパーフライ級3位)
TKO 2R3分26秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●荻窪祐輔(K-PLACE埼玉格闘技道場)
1R、北方は執拗にテイクダウンを狙い、荻窪はそれを堪えながらチョークを狙っていく。試合時間のほとんどが赤コーナーでのテイクダウンの攻防に費やされ た。しかしラスト15秒で両者がパンチの打ち合いを始め、北方の右ストレートで荻窪が崩れ落ちる。荻窪はゴングに救われた。
2Rは荻窪がテイクダウンを奪うが、北方が上のポジションを奪い返し、マウントパンチで勝負を決めた。
▼第1試合 バンタム級 5分2R
○馬場勇気(ロデオスタイル)
判定3-0 ※三者とも20-18
●島崎 巧(レッスルウィン)
1Rはパンチとハイキック、サッカーボールキックで攻めに攻めた島崎。2Rは馬場をテイクダウンして上のポジションをキープし、判定勝ちを収めた。
▽本戦1部
▼第3試合 フェザー級 5分2R
△ハルク大城(ボスジム/TRIBELATEキックライト級王者)
ドロー 判定0-0
△清水ダイキ(アカデミア・アーザ水道橋)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
○野中 翔(パンクラス稲垣組)
反則 1R18秒 ※相手選手のローブローにより試合続行不可能
●CORO(和術慧舟會TLIVE)
▼第1試合 ~ROAD TO 植松直哉~長谷川孝司試練の勝負第三戦 キャッチレスリングルール 無差別級 5分2R
○高本裕和 (小金井柔術クラブ)
一本 2R4分52秒 ※腕ひしぎ十字固め
●長谷川孝司(パンクラス稲垣組)
▼パンクラスゲート フェザー級ワンマッチ 5分2R
○牛久絢太郎(和術慧舟會TLIVE)
TKO 1R36秒 ※腕の負傷によるレフェリーストップ
●垣崎貴之(KIBAマーシャルアーツクラブ)
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