2013/01/14（月）UP
（最終更新：2015/09/26 20:57）

▼第11試合　スーパーファイト　61kg契約　3分3R延長1R
－“狂拳”竹内裕二（菅原道場）
ノーコンテスト　※竹内のローブローにより、宮川が試合続行不可能
－宮川博孝（ALLIANCE）

　DEEPで活躍する総合格闘家の宮川が初参戦、Krush－60kg級戦線で活躍する竹内と対戦した。1R、竹内の右ローに宮川がワンツー。こつこつと右ローを入れる竹内に対し、宮川が距離を詰めると竹内が偶発性のローブロー。この一発で宮川は悶絶。宮川のダメージは大きく、3分間のインターバルが与えられる。しかし、3分では回復できないと判断され、宮川はいったん控え室に戻りセミファイナル後に試合再開されることになったが…。

　宮川のダメージは深く、ドクターストップ。これで試合は不成立（ノーコンテスト）となった。リングに上がった竹内は「明けましておめでとうございます。この試合を観に来てくれた方には申し訳ないっす。でも、相手には申し訳ないとは思っていません。年末年始の休み抜きで練習してきたし、殺し合いには勝ったと思います」とあいさつした。

▼第10試合　－67kg級初代王座決定トーナメント準決勝第2試合　3分3R延長1R
○久保優太（Fighting Kairos/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament王者、ISKA世界ライト・ウェルター級王者）
判定3－0　※30－26、30－26、30－27
●松倉信太郎（バンゲリングベイ・スピリット/Krush YOUTH GP 2012 －70kg級王者）
※久保が決勝戦に進出

　1R、こつこつとロー当てる久保。さらに左ミドル、左ハイ。三日月蹴りを効かせ、松倉を下がらせると追撃の三日月蹴りでダウンを奪う。立ち上がる松倉に久保は横蹴りを放ち、大きく吹っ飛ばす。久保はパンチの細かい連打から左ミドル。松倉をコーナーに追い込むとラッシュ。久保が完全に主導権を握りミドルとボディブローで追い込む。後半は松倉が防戦一方のまま終了。

　2R、久保は左ミドル、左ハイ。コーナーに詰めてボディブロー連打。松倉は右ローを返すのが精一杯。久保が左ミドル、細かいパンチ連打からヒザ蹴り。左ミドルを連打で決め、松倉を下がらせる。

　3R、久保のミドルで松倉の腹部は真っ赤に。松倉は左ジャブで突き放す。久保ジャブからヒザ蹴り、左ミドル。意地を見せる松倉がパンチ連打で久保を下がらせると場内は盛り上がる。久保は左ミドルで突き放す。松倉が逆襲を見せかけたところでゴング。久保が決勝戦進出を決めた。

▼第9試合　－67kg級初代王座決定トーナメント準決勝第1試合　3分3R延長1R
○アブデラ・エズビリ（モロッコ/F-1 WORLD MAX王者、WKNヨーロッパ65kg級王者）
延長判定2－1　※10－9、9－10、10－9
●山本優弥（Booch Beat/ K-1 WORLD MAX 2009 -70kg世界第3位）
※エズビリが決勝戦に進出

　1R、山本が左ミドル。エズビリは右ロー。山本がワンツー、エズビリは右ローをこつこつと返す。山本が前に詰めると、エズビリは左ミドル、右ハイと蹴り技中心の攻撃に加え右フック。

　2R、ジャンプしてのパンチ、蹴りのエズビリ。山本もじりじりと詰めるが、エズビリの蹴りに翻弄される。エズビリは右ボディ、左ハイ。接近戦でもフック、蹴りとコンビネーションを見せる。山本が得意とするガンガン前に出るパンチの連打が見られない。

　3R、山本は一気に詰めてパンチの連打。エズビリもパンチを返す。山本がローを出せばエズビリは右ミドル。エズビリが強打の左フック！　山本が左右フックで前進すると、下がるエズビリだが必ずパンチを返す。山本が左ハイ、前蹴り、左ボディ。下がる一方のエズビリは疲れを見せながも攻撃を返す。山本がボディから右ストレート。タフネスぶりを見せるエズビリが右ストレート。本戦では決着がつかず延長戦へ。

　延長R、前に出る山本に対し、エズビリは右ロー、左ミドル。山本はエズビリをコーナーに追い込んでいくが、エズビリはロー。山本は右ハイ。エズビリも左ハイ、右ローとコンビネーション、突き放しながらの右ミドル。山本はコーナーに追い込んで連打。山本の右ストレートで大きくのけぞるエズビリだが、反撃。お互いに手数を出し合ったところでゴング。エズビリが接戦を制し、決勝進出を決めた。

▼第8試合　スーパーファイト　Krush －63kg Fight　3分3R延長1R
○野杁正明（OISHI GYM/Krush YOUTH GP 2011王者）
KO　2R1分56秒　※右ストレート
●西山誠人（アクティブJ/J-NETWORK/M-1スーパーライト級王者、WPMF日本スーパーライト級1位、元WFCA世界ライト級王者、元J-NETWORKライト級王者）

　1R、じりじりと距離を詰める野杁。西山が突き放してロー。野杁は右ボディから前蹴り、強烈な左ボディ。西山のパンチに、野杁はカウンターの右ストレート。西山は組み付いて連打を許さない。