【Krush】卜部功也、石川を破ったバスターを倒しISKA世界王者に
グッドルーザー
「Krush.29」
2013年6月16日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第9試合) ISKA世界ライト級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
○卜部功也(チームドラゴン/Krush YOUTH GP2012-63kg王者)
TKO 2R30秒 ※レフェリーストップ
●グザヴィエ・バスター(フランス/COBRA Vannes/WPMFヨーロッパ・ライト級王者、WPKAヨーロッパ・スーパー・フェザー級王者)
※卜部がISKA世界ライト級王者に
ISKA世界ライト級王座決定トーナメント決勝戦は卜部VSバスター。卜部は1回戦で大沢文也から右ハイキックと右フックでダウンを奪って勝利。
対するバスターは3Rに石川直生をKOして決勝進出。しかし石川戦で両目尻をカットしてしまい、白い絆創膏を目尻に張った状態でリングに上がることになった。
1R、サウスポーの卜部がしっかりと距離を取りながら前蹴り。バスターは右ミドルを蹴って、右ストレートからパンチで前に出る。左ストレートからパンチをまとめる卜部。
ジャブと前蹴りでバスターに距離を詰めさせず、逆に左ストレートから右フックを当てる。ミドルを蹴って前に出るバスターに対して、タイミングよく左ストレートを突き刺す卜部。
これでバスターの両目尻の傷口から血が吹き出し、ドクターチェックが入る。試合再開になると、バスターはパンチとヒザ蹴りで突進。卜部は冷静に前蹴りで突き放して左ストレート、飛びヒザ蹴りを狙う。
2R、目尻からだけでなく鼻からも出血するバスターは、試合を止められまいとパンチとヒザ蹴りで前に出る。しかし卜部は落ち着いてそれを捌き、自分のパンチを的確に当てる。
するとバスターの出血がさらにひどくなり、遂にレフェリーが試合をストップ。バスターの出血によるストップという形ではあるものの、卜部がワンデイトーナメントを制して、ISKA世界ライト級のベルトを手にした。
▼セミファイナル(第8試合) スーパーファイト -64kg契約 3分3R延長1R
○山崎秀晃(チームドラゴン/Krush-63kg級王者)
判定3-0 ※30-27、29-27、30-27
●一輝(OGUNI-GYM/元NJKFライト級王者)
Krush-63kg級王者・山崎がワンマッチで一輝と対戦。1R、ガードを上げてじりじりと前に出る一輝。山崎は独特のステップから飛び込むようなジャブと右フック、左ミドルと前蹴りを一輝のボディに蹴る。
そして2R、山崎がバックブローを当てて右フック。続く右フックで一輝を吹っ飛ばすと、すかさず顔面前蹴り、そして左右のフックでダウンを奪う。
3R、一輝も右ストレートを打って前に出るが、山崎はバックステップして左ミドルで一輝の前進をストップ。終盤、山崎は一輝と打ち合い、足が止まる場面もあったが、そのまま試合終了。山崎が判定勝利で王者として初戦を飾った。
▼第7試合 スーパーファイト -65kg契約 3分3R延長1R
○NOMAN(DTS GYM)
延長判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●HIROYA(TRY HARD GYM)
今年から65kgに階級を上げたHIROYAがKrush-63kgの主力ファイターNOMANと対戦。1RからHIROYAはパワフルなパンチとローで前進。NOMANは距離を取りながら右ローと左ミドルを蹴る。2RもHIROYAが圧力をかけてボディへのパンチと右ロー、NOMANが下がりながらジャブや右のパンチを返す展開が続く。
3R、ここまで以上に攻撃の回転を上げるHIROYA。NOMANは落ち着いてジャブを当て、右フックを打ち込むが、HIROYAも重いローを蹴って反撃する。本戦の判定はジャッジ2名が30-30、1名が29-29で、延長戦へ。
延長Rも前に出るHIROYAとそこに攻撃を合わせるNOMANという展開が続き、NOMANが右フックから攻撃をまとめて攻勢を印象付ける。判定は2-1と割れたが、NOMANがHIROYAを撃破した。
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