【RFC】小見川、川村ら日本人が大敗する中、野地が勝利
「ROAD FC 12」
2013年6月22日(土・現地時間)韓国・江原道原州市 CHIAK ARENA
6月22日(土・現地時間)韓国・江原道原州市にあるCHIAK ARENAにて『ROAD FC 12』が開催され、日本から小見川道大(吉田道場)、川村亮(パンクラスism)、吉田正子(FIGHT CHIX)、野地竜太(野地道場)、大塚隆史(AACC)、梅田恒介(R-BLOOD)と大挙6選手が参戦した。
ROAD FCフェザー級王座決定トーナメント一回戦に出場した小見川は、対戦相手のクォン・ベヨン(韓国)と対戦。小見川はプレッシャーを与えながらケージに詰めテイクダウンを奪うが、パウンドを打とうとしたタイミングに合わせて起き上がられる。その後も同様にケージに詰めてテイクダウンを狙うも、1R終盤、逆にケージを背にさせられテイクダウンを取られてしまう。
2R、小見川はベヨンのパンチに一瞬ヒザをつくシーンも見られ、またケージ際でテイクダウンを奪われてしまった。プレッシャーを掛けていたのは小見川だったが、リーチを活かしたカウンターを上手く使われ攻めきれない。2Rを有利に進めたベヨンが判定勝ち。また、同トーナメントに出場した梅田は対戦相手のアームバー・キムことキム・チャンヒョンが計量失格となり不戦勝となった。
ミドル級スーパーファイトに出場したパンクラスのミドル級王者・川村vsイー・ドルヒ(韓国)の一戦は1R序盤、お互いにオーソドックススタイルで探り合う展開だったが、川村が先に打撃を出すとリーがすぐさまカウンターのパンチを返す激しい打撃戦となる。
最終R、勝ちに行こうとラッシュを掛ける両者。2分過ぎに川村がパンチを受けてフラッシュダウン気味になり、追撃を受けたもののすぐにリカバーし、再び乱打戦へ。試合終了間際にリーが川村をケージに追い詰め、アームロックを仕掛ける。川村がしのいだところで試合終了のゴング。僅差でリーの判定勝ちとなった。
DEEPで活躍中の大塚は対戦相手が変更になり、UFCで活躍する“コリアン・ゾンビ”ジョン・チャンソンの弟子と対戦。試合では目に打撃を受けてしまった大塚が判定負けを喫してしまった。
ライトヘビー級の野地は格下相手に1R、相手のパンチを何度か受けるが組みながらのヒザ蹴りを返す展開。2Rは得意の蹴りのスタンスを上手く保ち、相手が疲れたところでアッパーを当ててから打撃でまとめ、TKO勝ち。
ウェルター級スーパーファイトでは、Legend FCで連勝しているペ・ミョンホ(韓国)と日本でも活躍した極真空手のアンドリュース・ナカハラ(ブラジル)が激突。1Rはミョンホがナカハラに対し打撃で優勢に攻める。2R、ミョンホがナカハラをテイクダウンしオープンガードからパウンドで攻めるが、ナカハラは隙を突いて上手く立ち上がる。
3R、今度はナカハラがテイクダウンに成功し、マウントからバックを奪いチョークを狙うも、ミョンホが体を入れ替えて逃れる。激しい攻防の末、ドローに終わった。
メインイベントは日本でも戦った経験を持つイ・ギルウ(韓国)とソン・ミンジョン(韓国)のROAD FCバンタム級王座決定戦が行われ、一進一退の攻防の末に判定2-1でギルウが勝利し王者になった。
<主な試合結果>
▼ROAD FCバンタム級王座決定戦 5分3R
○イ・ギルウ(韓国)
判定
●ソン・ミンジョン(韓国)
※ギルウが新王者に
▼ウェルター級 5分3R
△ペ・ミョンホ(韓国)
ドロー
△アンドリュース・ナカハラ(ブラジル)
▼ROAD FCフェザー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○クォン・ベヨン(韓国)
判定
●小見川道大(吉田道場)
▼女子49kg契約 5分3R
○セリーナ(ノルウェー)
一本 1R4分2秒 ※リアネイキッドチョーク
●吉田正子(FIGHT CHIX)
▼ミドル級 5分3R
○イ・ドルヒ(韓国)
判定
●川村 亮(パンクラスism/ミドル級キング・オブ・パンクラシスト)
▼ライトヘビー級 5分3R
○野地竜太(野地道場)
TKO 2R
●キム・ジフン(韓国)
▼バンタム級 5分2R
○イ・ユンジュン(韓国)
判定
●大塚隆史(AACC)
▼ROAD FCフェザー級王座決定トーナメント一回戦 5分2R
○梅田恒介(R-BLOOD)
不戦勝 ※キムが計量オーバーのため
●キム・チャンヒョン(=アームバー・キム/韓国)
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