【ボクシング】井岡にライバル心、中谷がOPBF王座を奪取
藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング! |
▼第3試合 バンタム級 3分8R
△久保賢司(角海老宝石ジム/元NJKFフライ級王者、元RISEバンタム級王者)
判定1-1 ※77-75、76-77、76-76
△佐藤鋼太(協栄ジム/2013年B級グランプリバンタム級優勝)
元RISEバンタム級王者・久保のボクシング6戦目。相手の佐藤は15戦と久保の倍以上のキャリアを誇る。
1Rは佐藤の左ジャブに主導権を握られた久保だが、2Rになると右のブロックを固めて左ボディを狙い撃ち。これを嫌がった佐藤に久保の左右フックが決まりだす。
3Rは久保が左右ボディを叩いてフック、アッパーにつなぐコンビネーションで優勢に。しかし、4Rになると佐藤も左ボディを狙ってさらに左フックをヒットさせる。
5R、佐藤のパンチで鼻血を出した久保だが、前へ出て左右のボディから左フック。佐藤は足を使って離れ、手数が大幅に減る。
6Rは両者接近戦で左フックと左ボディを打ち合う。7Rも久保がしつこいボディ攻めを見せ、8Rは佐藤が打ち合いを仕掛けて激しい展開に。
前に出る久保がパンチを当てて追っていく展開となったが、終盤に佐藤のワンツーが決まる。再び打ち合いとなって試合は終了。判定は三者三様でドローとなった。
▼エキシビションマッチ ヘビー級 3分3R
ー石田順裕(いしだ・のぶひろ/グリーンツダジム/元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者・元日本同級王者・元OPBF同級王者)
勝敗なし
ー大和藤中(金子ジム)
石田は昨年12月、ミドル級からヘビー級への転級届けをJBCに提出したが、JBCは「現在のミドル級から4階級上がる形になり、安全面も考え合わせるとただちに無条件に認めることはできない」と認めなかったため、実際にヘビー級ボクサーとのスパーリングが行われることになった。このスパーリングを参考に、ヘビー級ランキングに入れるかどうかが検討される。
1Rは様子を見ていた石田だが、2Rになると一気にペースを上げて左フック、右アッパー、ワンツーを決めていく。大和は連打を浴びてクリンチ多用。石田は大和の左右フックをダッキングでかわす。3Rも石田の連打に大和はクリンチを繰り返した。
エキシビションを終えた石田は、「やっぱり圧力が強かったです。僕も急に体重を増やしたのでトレーニングが追いついていないんです」と感想を語り、「もし日本ランキングに入れることがあれば藤本選手に挑戦させて欲しい。日本のヘビー級を盛り上げるためにも試合をさせてもらいたい。今日は身体が動かないし、スタミナもなかった。まだ時間があるので必ずヘビー級で戦える身体を作っていきたいと思います」と、リングサイドで観戦していた日本ヘビー級王者・藤本京太郎(角海老宝石ジム)に宣戦布告。
そして、「自分の中でどれだけボクシングをするか決めて、来年はボクシングをやっていないと思うので、最後に面白いことをしたい」と、今回のヘビー級転向はボクサー人生最後のチャレンジであることを明かした。
4月に予定されている藤本2度目の防衛戦で、両者の対戦は実現するのか。注目される。
▼第2試合 フライ級 3分8R
○阪下優友(角海老宝石ジム/日本フライ級12位)
TKO 2R2分1秒
●ペッエーク・シットゴーポンガーンピム(タイ)
▼第1試合 バンタム級 3分8R
○鈴木悠介(八王子中屋/2005・2009年国体バンタム級2位)
KO 3R2分40秒
●石川貴章(角海老宝石/元日本スーパーフライ級12位)
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