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【ボクシング】井岡にライバル心、中谷がOPBF王座を奪取

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2014/01/11(土)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
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▲OPBF東洋太平洋ライト級タイトルを奪取した中谷正義(右)を祝福する井岡一翔(左)

角海老プロモーション
「DAVE☆IMPACT」
2014年1月11日(土)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第5試合) OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ 3分12R
○中谷正義(井岡ジム/OPBF東洋太平洋ライト級7位、日本ライト級8位/挑戦者)
判定2-0 ※114-114、116-112、116-112
●加藤善孝(角海老宝石ジム/WBC・WBOライト級10位、OPBF東洋太平洋ライト級王者)
※中谷が新王座に就く。加藤は2度目の防衛に失敗。

 OPBFと日本の両タイトルを保持する二冠王・加藤が、OPBF王座2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者の中谷は大みそかに試合を行ったWBA世界ライト・フライ級王者の井岡一翔、前WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮と同門で、高校の同級生。高校ボクシング時代はインターハイで団体優勝も遂げている。

 1R、171cmの王者・加藤に対して180cmと身長で優る中谷は、長いリーチを活かしてのジャブと左フック。加藤は飛び込むようにして右フックを打つ。

 3Rには中谷が左ジャブ、左フック、左ボディブロー、左アッパーと左の攻撃を多用して加藤を追い詰める場面も。加藤も鋭く踏み込んでの右フックを返す。

 4Rにも中谷が左右ボディからのアッパー、フックとパンチをまとめる場面があったが、加藤も打ち終わりに左右フックを返す。ここまでのオープンスコアはジャッジ1名が38-38でイーブン、2名が39-37で中谷がリード。

 リーチを活かしたロングの距離で戦い続ける中谷に、加藤は何度も飛び込んでアタックを繰り返す。試合は中谷ペースで進んでいたが、7R終了直前に加藤の右フックで中谷がガクッと腰を落とす。

 8R終了時点でのオープンスコアは、三者ともに77-75で挑戦者・中谷がまたしてもリード。追い詰められた王者・加藤はインファイトで左右フックを仕掛けていき、中谷は左目上をカットしてバッティングをアピールする。

 9Rからはジャブでアウトボクシングをする中谷に、加藤はワンツーで飛び込んで右フックを命中させていく。迎えた最終12R、加藤のパンチをかわして左のパンチを入れていく中谷。残り1分で顔面とボディにパンチをまとめた中谷が、判定2-0でタイトルを奪取した。

 中谷は「今日は勉強になりました。反省点ばかりです」と試合を振り返り、「大みそかに僕、井岡、宮崎でトリプルタイトルマッチをやりたい」と大きな夢を語る。そして、「(井岡には)負けたくないですよ、そりゃあ。僕が世界チャンピオンになるまでずっと世界チャンピオンのままでいて欲しいですね」と、ライバル心も垣間見せた。

▶︎次ページは小國以載がTKO勝利

 

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