【レベルス】トップ対決はヤスユキが制す、町田へ宣戦布告
Def Fellow
「REBELS.23」
2014年1月26日(日)東京・ディファ有明
▽第3部 REBELS-SF(REBELS SUPER FIGHT)
▼メインイベント(第6試合) REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
○ヤスユキ(Dropout/REBELSスーパーフェザー級2位、元NKBライト級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-48
●SHIGERU(新宿レフティージム/WPMF世界スーパーフェザー級暫定王者、元WPMF日本同級王者)
※ヤスユキが初代王座に就く。
ヤスユキは、一部では日本フェザー級最強ではないかと評価され、今年6月には日本最強の一角、駿太に5RTKO勝利している。対するSHIGERUは、今年5月のWPMF世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦でやはり日本最強の一角である森井洋介との激闘を制し、暫定世界王者に輝いた。トップクラス同士の激突だ。
1R、大きく距離を取ってステップを踏むSHIGERUに、ヤスユキは蹴りを飛ばす。ジャブ、ストレート、蹴りと手足の長さを活かした攻撃をするヤスユキ。SHIGERUは飛び込んでの右フック。
2Rも長い手足を利した攻撃で離れて戦うヤスユキ。SHIGERUを入らせないようにし、SHIGERUが入ってくるとフックを合わせながら回り込む上手さを見せる。
3R、パンチで前に出るSHIGERUだが、ヤスユキはなかなか入らせない。組みの展開になるとヤスユキがヒジ。
SHIGERUも右ヒジを放ち、これでヤスユキが一瞬グラつく。しかし、ヤスユキはすぐに反撃した。
4R、両者がヒジ、パンチで打ち合いを見せるが、ヤスユキは左右へ回り込んでSHIGERUの突進をかわす絶妙な距離の取り方。SHIGERUの攻撃をかわして自分の攻撃を入れるテクニシャンぶりを発揮する。
5R、両者がパンチとヒジで打ち合い、ローとミドルを蹴り合う。ここでSHIGERUのパンチがヒットし始めるが、ヤスユキもヒジとパンチを返す。終盤にはヤスユキが蹴りの連打、SHIGERUもパンチで応戦。激しい打ち合いの中、試合終了のゴングが鳴った。
判定勝ちしたヤスユキは「SHIGERU選手は強かったです。途中で挫けそうになりましたが、こうしてベルトを巻かせてもらえました」と語り、「やりたい選手がいます。町田選手に挑戦しようと思います」と、第4試合に出た町田へ挑戦を表明。
すると町田がリングに上がり、「その挑戦、受けて立ちます。居合いパンチをよけられますか?」と挑戦を受諾。ヤスユキは「がっちり受け止めて見せます」と答え、町田も「やりましょう」。両者の激突は早ければ次回3月大会で実現しそうだ。
▼セミファイナル(第5試合) REBELS70kg級 3分3R延長1R
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS70kg級王者、GLORYライト級11位)
判定3-0 ※30-27、30-29、29-28
●ジン・シジュン(韓国/釜山ホンジンジム/大韓キックボクシングCKSミドル級王者、ヨンナム地域KBC王者)
REBELS70kg級王者で、GLORYライト級11位にランキングされている日菜太。対戦相手のジンは2度目の来日で、前回はKO量産の強打者・斗吾を逆に1RでKOしてみせた。
1R、いきなり左右フックを強振して前へ出るジン。日菜太は左ミドル、左ローで応戦し、ジンを突き飛ばしてのハイキック。
左ミドルを空振りすると1回転してバックブロー、それも空振りするとさらに1回転しての左ミドルを見舞う。
2R、左ミドルと左ローを繰り出す日菜太だが、ジンがフックで突っ込んでくるため戦いにくそう。ならばとヒザ蹴りを見舞う。
3R、前へ出る日菜太が強烈な左ロー。バランスを崩したジンはパンチで前に出て、日菜太が左ミドルとヒザ蹴りで迎え撃つ。
日菜太が左ストレートをヒットさせた直後、ジンの右フックが日菜太を捉え、後方へよろけるピンチの場面もあったが、日菜太が判定勝ちを収めた。
日菜太はマイクを持つと、「文句があったらどんどん言ってください。全て受け止めて次の試合で返します。また強くなって帰ってきたいと思います」
と、出直しを誓った。
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