【DEEP】北岡が初防衛、公開プロポーズも大成功
▼第7試合 DEEPバンタム級王者決定戦 5分3R
○大塚隆史(AACC)
判定5-0
●大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
※大塚が第5代王者に就く。
第4代王者DJ.taikiが王座返上したため、第3代DEEPフェザー級&第2代バンタム級王者の大塚が、バンタム級王座返り咲きを目指して大沢と対戦。大沢は海外でも活躍し、その実力が高く評価されているが、これまでタイトルに縁がなく初のベルト獲得を狙う。
1R、大沢の左ストレートをもらった大塚はすぐに右フックを打ち返す。サウスポーの大沢は左ミドルからパンチ、大塚は右ミドルからパンチ。打撃にタックルを交えていった大塚が残り1分で大沢を寝かせることに成功するが、大沢はすぐに立ち上がる。
2R、大塚がパンチからタックル、バックを奪いに行くが大沢は脱出する。大塚がついにテイクダウンに成功すると、大沢は下からフロントチョーク。大塚は振りほどくとバックへ回ろうとするが、大沢はそれを許さない。
3R、大塚がパンチからタックルへと流れるように移行して大沢を寝かせる。しかし、大沢もすぐに立ち上がって離れる。大塚がパンチの連打、大沢が打ち合いに乗ろうとすると大塚がタックル。大塚はこれを繰り返す。残り10秒で大塚がパンチの連打を仕掛け、大沢も打ち合う。大熱戦に場内から大きな拍手が沸き起こった。
判定は3-0で大塚の勝利。大塚が再びバンタム級のベルトを巻いた。敗れた大沢はマイクを持ち、「日本で戦うようになってから負ければ引退のつもりでやっていました。大塚が強かったので勝たせてもらえなかったので、今日をもって大沢ケンジ、現役を引退します」と引退を表明。
大塚は「僕、今日は勝ちましたがやりながら強いなって思っていました。戦えて光栄でした」と大沢を称え、「僕もこれで3度目のチャンピオンですが、もう負けたくないのでこれからずっと防衛して、DEEPを背負うチャンピオンになっていきます」と宣言した。
▼第6試合 DEEPウェルター級王者決定戦 5分3R
○悠太(ALLIANCE)
TKO 3R26秒 ※セコンドからのタオル投入
●奥野“轟天”泰舗(CAVE)
※悠太が新王座に就く。
5連勝を飾り、プロキャリア10年目にして初のタイトルマッチというチャンスを得た悠太。対する奥野は一撃必殺の豪腕を持ち、こちらも初のタイトル獲得を目指す。
1R、奥野のパンチをガードして悠太がタックル。テイクダウンするも上になったのは奥野。悠太はすぐに立ち上がって再びタックル。奥野はヒザ蹴りで突き放す。奥野がボディから顔面へ打ち分け、悠太はジャブで奥野の右目下を切り裂いて流血に追い込む。
2R、奥野が速いパンチで攻めるが、悠太がタックル。テイクダウンは出来ず、離れると両者パンチで打ち合う。悠太のジャブが何度も奥野を捉え、奥野の顔面は血で真っ赤に染まる。しかし、奥野も右フックで悠太をグラつかせる。
3R、パンチで攻める奥野に悠太がジャブを連打。奥野の身体が泳いだところでセコンドからタオルが投入され、悠太がTKO勝ち。悠太が新王座に就いた。
悠太は「顔面殴られすぎてよく分かりませんが、勝ったみたいでありがとうございます。格闘技やっていて最高の仲間に囲まれていて、自分の周りに誰もいなかったらこんなカッコいいベルト巻いていないです。皆さんのおかげでこのカッコいいベルトを巻いて親父の墓参りに行けます」とマイクで語り、拍手を浴びた。
なお、全試合終了後、この試合がベストバウト賞に選ばれた。
▼第5試合 DEEPバンタム級 5分3R
○北田俊亮(パラエストラ千葉)
反則 1R1分37秒 ※金原が場外へ押し出したため
●金原正徳(パラエストラ八王子)
1R、金原をコーナーに詰めた北田は両足タックルで持ち上げ、テイクダウンすると同時に金原が立ち上がるところを狙ってフロントチョーク。これは極まるかと思われたが、金原が腰を上げてディフェンスしたところで両者がロープの間から場外へ転落。北田が床に頭部を強打し、試合は1R1分37秒でストップした。
北田は立ち上がることが出来ず、金原が場外へ押し出したと判断され、北田の反則勝ちとなった。
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