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【ONE FC】ビビアーノが上田に完勝、日本人は全滅

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2014/05/02(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ONE FIGHTING CHAMPIONSHIP
「ONE FC ~RISE OF HEROES~」
2014年5月2日(金・現地時間)フィリピン・マニラ

▼ONE FC世界バンタム級タイトルマッチ
○ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/ONE FC世界バンタム級王者)
判定3-0
●上田将勝(パラエストラ東京/元・修斗世界フェザー級王者)
※ビビアーノが2度目の防衛に成功。

 元・修斗世界フェザー級王者・上田が、ONE FC世界バンタム級王者ビビアーノに挑戦した。

 上田はレスリングをバックボーンに持ち、わずか9戦目で無敗のまま修斗世界フェザー級王座に就いた。13戦目で初黒星を喫してタイトルを失ったが、佐藤ルミナ、ホイラー・グレイシー、堀口恭司、ジェンス・パルヴァーといったビッグネームから勝利を収め、現在UFCで連勝中の水垣偉弥とは引き分け。現在まで18勝2敗2分という好成績を収めている。

 迎え撃つ王者ビビアーノは元DREAMバンタム&フェザー級の2階級制覇を達成した柔術家で、こちらも15勝3敗と好成績。日本人トップクラスをことごとく破っている。現在7連勝中で、今回が2度目の防衛戦。

 1R、ビビアーノが上田の蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がる上田。打撃の攻防からビビアーノが上田の蹴りに合わせてのタックルでテイクダウンを奪い、サイドポジションからマウントポジションに。さらにバックを奪い、試合終了間際には腕十字を仕掛ける。

 2R、上田は左のボディストレート。左ミドルにビビアーノがタックルを合わせて来るが、今度はテイクダウンされるのを防ぐ。しかし、上田がバックスピンキックでバランスを崩し、ビビアーノが上のポジションに。ビビアーノは起き上がった上田にパンチとヒジを見舞う。

 3Rはビビアーノが打撃で前へ出て上田を下がらせる。上田はバックブローを放つが、ビビアーノがかわしてテイクダウンを奪う。マウントポジションから腕十字、さらにバックを奪ってスリーパーを狙った。

 4R、またも右のパンチを中心に打撃で前へ出るビビアーノ。上田のハイキック、バックブローは空を切る。残り1分でビビアーノは上田に組みつくと、テイクダウンを奪ってサイドポジションに。

 5R、逆転を狙ってロー、ミドルで前に出る上田に、ビビアーノはタックルでテイクダウンを奪う。上田はすぐに立ちあがるが、またもテイクダウンされ、バックを奪われる。脱出した上田にビビアーノがパンチで攻め、さらにテイクダウンを追加。バックとマウントを奪い、最後まで優勢のまま試合終了。ビビアーノが完勝で2度目の防衛に成功した。


 

▼ライト級 5分3R
○エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
判定3-0
●朴 光哲(KRAZY BEE/元ONE FC世界ライト級王者)

 元ONE FC世界ライト級王者の朴が、地元のフォラヤンと対戦。両者とも打撃を得意としているが、テクニックで勝負する朴に対してフォラヤンはパワーと勢いで勝負するタイプ。

 1R、フォラヤンはタックルから豪快にリフトアップして朴をテイクダウン。朴は上からのパンチをもらう。立ち上がることに成功した朴をフォラヤンは首投げでテイクダウンしようとしたが失敗。今度は朴が上になる。しかし、フォラヤンが下からの腕十字。朴がディフェンスしてラウンドを終えた。

 2R、フォラヤンが左ハイキック。さらに右フックで朴を後退させる。朴は組み付いて立ったままフロントチョークの体勢に。フォラヤンはまたもリフトアップして朴に尻餅をつかせ、逆にフロントチョーク。極めさせなかった朴が上からパンチを入れる。両者立ち上がるとフォラヤンがリフトアップして朴に尻餅をつかせた。

 3R、両者ともパンチを繰り出すが、クリーンヒットはない。朴は飛び込むようにしてローを蹴る。フォラヤンはそこへカウンターのパンチ。朴は飛び込んでのパンチも繰り出すが空を切る。ハイキック、後ろ廻し蹴りを繰り出すフォラヤンに朴は右ストレートを放つが、そこへタックルを合わされてテイクダウンされる。すぐに立ち上がった両者はパンチの打ち合い。朴が右ストレートで前へ出たが、判定3-0でフォラヤンが勝利を収めた。


 

▼フェザー級 5分3R
○ロブ・リシタ(オーストラリア)
TKO 1R28秒 ※レフェリーストップ
●川那子祐輔(かわなご・ゆうすけ/秋本道場Jungle Junction/元Legend FCフェザー級王者)

 元Legend FCフェザー級王者・川那子はリシタとの再戦。両者は2012年8月に対戦し、川那子が勝利している。しかし、リシタは昨年12月にリオン武から一本勝ちを奪っており、現在3連勝中。

 1R、開始と同時にパンチを繰り出して前へ出るリシタ。川那子はヒザ蹴りに左フックを合わされてタウンし、そこへリシタが上からパンチの連打。レフェリーがストップし、川那子は秒殺KO負けでリベンジを許した。


 

▼ミドル級 5分3R
○レアンドロ・アタイジ(ブラジル)
TKO 1R47秒 ※レフェリーストップ
●水野竜也(フリー)

 柔道からMMA(総合格闘技)に転向し、パンクラスやDREAMで活躍した水野が3度目のONE FC参戦。今回はブラジリアン柔術黒帯を持つアタイジと対戦する。

 1R、アタイジは序盤から積極的に前へ出て左右フック連打で水野を追い回す。体勢を立て直す暇もなくアタイジに攻められる水野。左右フックの嵐に崩れ落ちたところへアタイジがダメ押しのパンチを落とし、秒殺KO勝ちを飾った。

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