【IGF】石井、大流血でTKO負け。ミルコが新王者に
▼第6試合 IGFルールマッチ 5分2R
○クリス・バーネット(アメリカ)
TKO 2R27秒 ※レフェリーストップ
●トラビス・ビュー(アメリカ)
1R、プロフィール上では16cmの身長差がある両者。向かい合うと差はそれ以上のものに感じられる。
ビューが四つで組むとバーネットは、ビューの両腕をカンヌキで捕らえるが、ビューはそのまま右外掛けでテイクダウンに成功。すぐにサイドポジションを奪う。
バーネットは立ち上がるも、ビューはバックに着いたまま。コーナーまで追い込んだあと、両足タックルに切り替え再びテイクダウンする。ビューのパンチを浴びるバーネット。ビューも無理はせず。コツコツとパンチを落としていく。バーネットはまたも立ち上がり、スタンドの状態でこのラウンドを終える。
2R、開始直後にバーネットが大振りのパンチでビューをぐらつかせる。組みついて回避しようとするビューをパンチで迎え撃つバーネットが、ビューのタックルを切りながら顔面に右のパンチを振り落とすと、ビューはダウン!
倒れたビューを抱え込んだバーネットが、そのままパンチを落としていくと、ビューは全く動かなくなる。バーネットが構わずパンチを当て続けたところで、ようやくレフェリーが試合をストップした。
▼第5試合 IGFルールマッチ 5分3R
○ラマザン・エセンバエフ(ロシア)
一本 3R58秒 ※スリーパーホールド
●山本勇気(パラエストラ千葉)
1R、いきなり山本が距離を詰めていくと、エセンバエフも右ストレートを返していく。
エセンバエフが両足タックルで組みつくも、山本は脇を差し、ヒザ蹴りをボディに打ち込んでテイクダウンを許さない。前に出てくるエセンバエフに右ストレートをヒットさせ、相手を下がらせる。
エセンバエフの左フックは、しっかり右のガードを上げてブロッキングする。
2R、エセンバエフがローを一発打てば、山本はローを二発返していく。自分の左足を叩いて、エセンバエフの右ローを誘う山本。エセンバエフが左フックを振り回してくれば、スウェーでそれをかわす。お互いなかなか中に入れず手数が少ない。
エセンバエフがタックルに入ったところで、山本がヒザのカウンター。このヒザが金的だとエセンバエフはアピールするものの、試合は続行される。すぐさまエセンバエフは再びタックルに入るが、山本はすべて切ってみせる。しかし山本も、相手のパンチはスウェーとブロッキングでディフェンスしているものの、自身も決定的なダメージを与えることができない。
3R、山本がジャブとローで先手を打つ。対するエセンバエフが一気に距離を縮め、山本がコーナーに詰まったところで、エセンバエフの強烈な右が山本のアゴを捕らえる!
尻餅をついた山本は、上からパンチを放ってくるエセンバエフに組みつきながら立ち上がり、なんとか状況を回避しようと試みるも、エセンバエフはそれを振りほどいてパンチを打ち込んでいく。
この打ち合いのなか、山本が右ストレートをクロス気味にヒットさせ、エセンバエフがバランスを崩したところでロープ際から脱出する。だがエセンバエフはすかさずパンチで追撃、再び倒れた山本にバックからチョークを極め、一本勝ちを収めた。
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