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【新極真会】大波乱の中、島本雄二が2度目の優勝

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2014/10/26(日)UP


▲得意の足技で攻める加藤(左)

▼男子準々決勝
○加藤大喜(愛知山本道場)
試し割り判定 17枚ー16枚
●前田勝汰(和歌山支部)

 前田は接近戦で突きの打ち合いに持ち込み、加藤得意の蹴りの間合いを潰す。加藤はなかなか蹴りを出せず突きで打ち合う展開。本戦、延長と判定は1-0で前田に上がるも、規定の3本に至らず再延長戦へ。

 再延長戦も接近戦が中心だが、加藤が中盤から右下段廻し蹴りを効かせ前田の勢いが落ちる。判定は2-0で加藤優勢も引き分け。体重差は10kg以上無く、試し割り判定となり、加藤が17枚、前田が16枚の1枚差で加藤が勝利した。


▲入来(左)の下段廻し蹴りに体勢が崩れる前田(右)

▼男子準々決勝
○入来建武(東京城南川崎支部)
本戦判定5-0
●前田優輝(和歌山支部)

 前田はこれまでの試合で既に足にダメージがあり、入来に下段廻し蹴りを一発蹴られただけで大きく体勢を崩す。まともに下段を蹴らせないため前田はヒットアンドアウェイで常に動き回り、飛び後ろ廻し蹴り、胴廻し回転蹴りを繰り出すも、ところどころで下段がヒットするたびに体勢が崩れ、本戦判定5-0で入来が完勝した。

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