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【新極真会】大波乱の中、島本雄二が2度目の優勝

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2014/10/26(日)UP

▲島本(右)が決勝で入来(左)を破り、2年ぶり2度目の優勝を飾った

NPO法人全世界空手道連盟 新極真会
「第46回オープントーナメント全日本空手道選手権大会~第11回世界大会日本代表第1次選抜戦~・2日目」
2014年10月26日(日)東京体育館

 来年に控えた『第11回全世界空手道選手権大会』の日本代表を決める第1次選抜戦となった今大会。

 男子は昨年の全日本王者・落合光星(和歌山支部)が伏兵・亀山真(福岡支部)に、5月に行われたJFKO(220以上の国内フルコンタクト空手団体が加盟する組織)第1回全日本選手権大会重量級王者・山本和也(新極真会東京東支部)が前田勝汰(和歌山支部)にそれぞれ4回戦で敗れる大波乱が起こった。

 強豪がトーナメントから次々と姿を消す中、日本のエースの座を勝ち取ったのは島本雄二(広島支部)。一昨年の全日本王者で、昨年は準決勝にて骨折のため涙を呑んだが、全世界選手権大会を前にして全日本王座へ返り咲いた(2度目の優勝)。

 女子でも、前回の世界女王である将口恵美(愛知山本道場)が芦原会館の菊川結衣に準決勝で敗れる大波乱に見舞われた。菊川はJFKO第1回全日本選手権大会女子軽量級王者で、その菊川を将口と同門の加藤小也香が決勝で破り初優勝。

 加藤は全日本ウエイト制大会女子軽量級4連覇、第5回カラテワールドカップ(体重別の世界選手権大会)女子軽量級優勝、JFKO第1回全日本選手権大会女子中量級優勝とビッグタイトルをことごとく制しており、残るは来年の全世界選手権大会のタイトルのみとなった。


▲島本(右)は右上段廻し蹴りで入来(左)の体勢を崩し、即左下段につなげる

▼男子決勝戦
○島本雄二(広島支部)
本戦判定4-0
●入来建武(東京城南川崎支部)

 初の決勝の舞台に上がった入来と一昨年、この大会を制した島本の対戦。

 島本は前蹴りと左下段廻し蹴りで攻め立てる。入来は右下段廻し蹴りで応戦。今年の島本は驚異的なスタミナと多彩な技を持っていた。島本の攻撃のペースは徐々に上がって行き、右上段廻し蹴りで入来の体勢を崩し、即左下段につなげるなど、手数も増えて行く。

 中盤から入来に前蹴り、膝蹴りもヒット。入来は重い突きと下段で対抗するが島本の攻撃は止まらず、本戦判定4-0で島本が2度目の優勝を果たした。

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