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【NJKF】大和&梅野が日本人初WBCムエタイ世界王座を奪取

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2014/11/15(土)UP

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▲宮越(右)は独特のステップで高橋(左)を追い詰めて行く

▼セミファイナル(第7試合) WBCムエタイ日本統一ライト級タイトルマッチ 3分5R
○宮越慶二郎(拳粋会/王者)
判定3-0 48-47、49-48、49-48
●高橋幸光(はまっこムエタイジム/J-NETWORKライト級王者、MA日本ライト級王者/挑戦者)
※宮越が初防衛に成功

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 宮越は6月以来の試合となり、この5カ月間はレベルアップに励んでいたという。キックルールでは現在6連勝中。一方、高橋はJ-NETWORKライト級王者とMA日本ライト級王者でもあり、3本目のベルトを狙っての挑戦となる。

 1R、高橋が鮮やかに宮越をコカし、左ミドルをヒットさせていく。宮越はジリジリと間合いを詰めてのパンチ連打。

 2R、独特のステップでサウスポーの高橋の右側へ動く宮越が、右のパンチを顔面とボディへ。宮越は高橋の前足に左右ロー、高橋は左ミドルからパンチで前へ出る。

 3R、前に出る宮越のパンチを上手くかわす高橋だが、強い攻撃には結びつかない。宮越は距離を詰めていってパンチを連打するがこちらもヒットがなかなか奪えなかった。

 4R。ここまで手数が少なかった高橋が、ようやく左ストレート、左ミドルで攻める。しかし、宮越は構わず前へ出てローを蹴り、パンチを放つ。左ストレートをもらった宮越だが、ヒジで反撃。

 5Rは宮越がそれほど前に出ず、高橋がワンツー、左ミドルと左ローをヒットさせる。中盤になると宮越は左右のストレートを連打して前へ出て行き高橋を追い回す。後半、高橋もワンツーで前に出ようとするが、宮越が左右ストレートを連打して高橋をロープへ追い詰めた。

 判定は3-0で宮越の勝利。「すごくやりづらくて強くて反省だらけです」と試合を振り返った。

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▲健太(左)が右のパンチでラッシュを仕掛けて栄基(右)を振り切った

▼第6試合 スーパーファイト ウェルター級 3分3R
○健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定2-0 ※30-28、29-29、30-28
●栄基(MTOONG/元NKBウェルター級王者)

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 健太は9月大会のメインでT-98からハイキックでダウンを奪い、WBCムエタイ王座を奪取。栄基は同じく9月に新日本キックへ参戦し、左右ミドルキックを駆使して日本ウェルター級2位・ロッキー壮大を破っており、新日本キックではタイ人に敗れたのみで3勝1敗1分の好戦績を収めている。

 1R、栄基の右ミドルに健太は右ローを返していく。フェイントを多用してワンツーを放つ健太。栄基は首相撲を仕掛けるが、健太がいい形で組む。

 2R、左右ローと左ボディブローで攻める健太は、視線を下に向けてフェイントしてのワンツー。押される栄基だが、後半は左ミドルで応戦する。

 3R、下がりながらの左ミドルで迎え撃つ栄基に、健太は右ストレート、左ボディブロー、組んでのヒジとヒザ。健太は左ミドルを蹴らせて、払いながら左ボディを叩く。パンチ、ヒジで前に出た健太が最後は右のパンチを連続ヒットさせ、判定勝ちした。

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