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【NJKF】大和&梅野が日本人初WBCムエタイ世界王座を奪取

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2014/11/15(土)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲梅野(左)と大和(右)が日本人初のWBCムエタイ世界王者となった

ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF 2014 8th」
2014年11月15日(土)東京・後楽園ホール

▲大和(左)が左ヒジ打ちで王者サゲッダーオ(右)の鼻骨を折り、TKO勝ち

▼ダブルメインイベント2(第9試合) WBCムエタイ世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
○大和哲也(大和ジム/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王者/挑戦者)
TKO 3R1分53秒 ※レフェリーストップ
●サゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ/王者)
※大和が新王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら  

 昨年5月、アメリカで王者サゲッダーオに挑戦してTKO負け、WBCムエタイ世界王座奪取に失敗した大和。約1年半ぶりに日本で再挑戦のチャンスが巡ってきた。

 1Rは大和が左右のローを蹴っていき、サゲッダーオは様子を見ながら左ミドルを出したのみ。

 2R、大和はミドルを蹴ってパンチにつなげようとするが、サゲッダーオが首相撲で組みに来る。

 大和の動きを完全に封じるサゲッダーオ。大和はヒジを振るうが当たらず、ヒザをもらう。

 3R、サゲッダーオは前蹴りで距離を取り、左ミドルを巧みに当てていく。大和はなかなか入ることが出来ない。サゲッダーオの左ヒジをもらって下がる大和。しかし、サゲッダーオが縦ヒジに来たところで大和がお返しの左ヒジ。

 この一発でサゲッダーオは鼻から大流血し、ロープ際へ下がる。大和はそこへ左右のヒジを連打。ドクターチェックが入り、レフェリーがストップを宣言。大和は喜びを爆発させた。

 悲願のWBCムエタイ世界王座を獲得した大和は「夢のようです」と喜びを語り、「組んだ時に(首相撲が)強かったけれどヒジが入りそうだったんです。前回、向こうがヒジで勝っているから、狙ってきた分、隙があったと思います」と勝因を語った。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

  


▲梅野(右)がほぼ全ラウンドでジョムピチット(左)を圧倒した

▼ダブルメインイベント1(第8試合) WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
○梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※50-45、50-47、49-47
●ジョムピチット・チュワタナ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者)
※梅野が新王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら   

 梅野は9月にルンピニースタジアム認定 スーパーフェザー級6位シントンノーイと引き分け、現役ランカー撃破は出来なかったものの改めて実力を証明。今回はWBCムエタイ世界王座獲得を目指した。対するジョムピチットは昨年ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王座を獲得している19歳で、戦績は80戦59勝17敗4分。

 1Rから珍しく梅野がパンチを連打していく。左右ストレートから右アッパー、そして得意の左ローにつなぐ。ジョムピチットも同じようにパンチを連打してロー。梅野の右アッパーからの左ローでジョムピチットがガクッとヒザを折る。

 2R、梅野は同じようにパンチを連打して最後はアッパー、そして左ローにつなぐが、ジョムピチットはローをカットしてくる。すると梅野は右ストレートを何度も当て、左右のミドルをヒット。ジョムピチットはローを蹴り、梅野のバランスを崩しての左右ストレート。

 3R、両者が首相撲勝負に出てヒザを蹴り合う。離れるとミドルを蹴る梅野だが、ジョムピチットは蹴り足をキャッチしてコカしにくる。梅野はそこへ右ストレートを突き刺す。梅野は間合いを詰めてパンチからヒジを繰り出す。

 4R、パンチを連打して左右ローにつなぐ梅野。ジョムピチットは梅野の蹴り足をキャッチしての攻撃、梅野の右ストレートがヒットするが、ジョムピチットは首相撲に持ち込み連打を許さない。

 5R、ジョムピチットはミドルを多用し、梅野の蹴り足はキャッチしてくる。梅野がパンチ、ヒジで攻め込もうとすると首相撲に持ち込み、梅野に攻めさせない。しかし、前に出る梅野の攻勢は変わらず、判定3-0で梅野が日本人初のWBCムエタイ世界王者となった。

 梅野はマイクを向けられると、「僕の試合のために250人の応援団が集まってもらい、全員のおかげでベルトが獲れたと思っています。僕はWBC世界のベルトもそうですが、これからタイのルンピニースタジアムのベルトを目指してランカークラスとやっていきたいと思っています」と、次はルンピニーのベルトへ狙いを定め、「大和選手は僕よりも前からWBCのベルトを目指してやってきました。一人ひとりの声援が大和選手に届くと思うので、大和選手の応援をお願いします」と、次の試合に出る大和へエールを送った。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら   

 

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