【NJKF】大和&梅野が日本人初WBCムエタイ世界王座を奪取
▼第5試合 スーパーファイト 65kg契約 3分3R
○テヨン(キングジム/WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)
KO 2R2分26秒 ※左ストレート
●大和侑也(大和ジム/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
テヨンは今年7戦目となり、これまで5勝(4KO)1敗と破壊力抜群の攻撃でKOを重ねている。対する大和は2月にWBCムエタイ王座を失ったものの、5月大会ではINNOVATION王者・中澤純をヒジによるカットで破り復活勝利。大和も19勝のうち12勝がKOだ。
1R、大和が上中下と攻撃を散らして巧みに左フック、右ストレートを当てていくと、テヨンも負けじと左右フックを打ち返す。
2R、大和のパンチをもらって下がったテヨンだが、大和が組んでくると左ヒジ。これで大和が流血する。右フックを打ちにいったところでテヨンの左フックをもらった大和が一瞬遅れてガクガクッと崩れ、両ヒザをつくがこれはダウンにならず。
一気に攻めるテヨン。大和も冷静を装って応戦しようとするが、テヨンの右ハイキック空振りからの左ストレートでマットに沈んだ。テヨンが一発の破壊力を存分に見せ付けた試合となった。
テヨンは、「出たとこ勝負でリングに上がって、自分がしっかりやっていれば大丈夫っていうのがあってそれが証明できたのが嬉しいです。テヨンという名前を覚えて帰ってください」とアピールした。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第4試合 NJKFスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
○YETI達朗(キング/NJKFスーパーウェルター級1位)
判定2-0 ※48-47、48-48、49-47
●KEN(OGUNI/NJKFスーパーウェルター級2位)
※YETIが新王座に就く。
YETIは8勝(5KO)4敗でパンチによるKOが多く、KENは11勝(4KO)18敗2分と負け越しているがパンチは強い。強打者同士の対決となった。
1R、飛び込んでのジャブを多用していたYETIが、飛び込んでの右ストレートでダウンを奪う。
2R、KENが左右フックで反撃に転じるが、YETIは首相撲に持ち込んでKENのパンチを封じる。
3R、左フックをヒットさせたKENだが、YETIがパンチにヒジを合わせ始めたため、2発もらったKENは踏み込めなくなる。
4R、YETIの左ヒジでKENは大きなたんこぶを作る。しかし、終盤に左フックをヒットさせてYETIをグラつかせ、YETIはクリンチに持ち込む。
5R、お互いにパンチを当て合うが、手数が減ったKENにYETIがワンツーを連続して放つ。KENが左右フックで反撃すると、YETIの左ヒジで今度は目の下が腫れあがる。
判定2-0で勝利し、ベルトを巻いたYETIは、「こんな試合ではいけません。でもこんな俺のことを応援して支えてくれる人がいることに感謝します」と笑顔でマイクアピールした。
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