【シュートボクシング】死闘延長2R、鈴木がTKO勝ちで世界制覇
▼第3試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦第2試合 3分3R延長1R
○モサブ・アムラーニ(モロッコ/ムシドジム/WMCインターコンチネンタル・フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●西浦“ウィッキー”聡生(シューティングジム横浜/修斗ライト級新人王トーナメント王者)
※アムラーニが準決勝へ進出。
ロバート・エマーソンが航空機トラブルのため欠場となり、リザーブマッチに出場予定だった西浦が繰り上がり出場となった。アムラーニは65kg級で“ヨーロッパ最強”と謳われる男。昨年12月の『GLORY13』では、GLORYフェザー級SLAM世界トーナメント2013王者・久保優太にも勝利を収めている。
1R、西浦はトリッキーな動きでアムラーニのパンチを誘い、身体を引きながらの右フックを狙う。アムラーニは右ストレートと右スイングフックを打ち分ける。両者とも慎重な立ち上がり。
2R、アムラーニは右インローを多用して右スイングフック。構えをスイッチして前へ出るが、西浦は間合いを詰めさせず、ヒザ蹴り、右フックを出して離れる。
3R、右ローを多用するアムラーニ。西浦の右ミドルに右フックを合わせてクリーンヒットを奪い、前に出てパンチで攻める。西浦も左右フックを放つが、アムラーニがそこへパンチを合わせ、危なげなく判定勝ちで準決勝へ進出した。
▼第2試合 S-cup65kg世界トーナメント1回戦第1試合 3分3R延長1R
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本スーパーライト級王者、S-cup65kg日本トーナメント2013王者)
KO 3R2分56秒 ※左フック
●ポンサネー・シットモンチャイ(タイ/シットモンチャイジム/元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者、元プロムエタイ・フェザー級王者)
※鈴木が準決勝へ進出。
日本のエース・鈴木が初戦で“ムエタイ爆撃機”ポンサネーを迎え撃った。
1R、ポンサネーは得意のパンチではなく右の蹴りを多用。上中下に蹴り分ける。鈴木はジャブでプレッシャーをかけながら前蹴り。
2R、鈴木が前に出てジャブ、パンチから飛びヒザ蹴りへつなぐ。ポンサネーは右ハイを多用し、鈴木も左ハイで応戦。鈴木が連打にいくとポンサネーは右ミドルで止める。
3R、鈴木はジャブで距離を作って右フック、左ストレート。
ポンサネーは強い右ミドル。鈴木が左ハイからの右ハイをヒットさせ、棒立ちになったポンサネーへ左フック。ポンサネーがバッタリと倒れ、鈴木がKO勝ちで幸先のいいスタートを切った。
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