【デモリッション】祖根がキック界からの挑戦者を撃退
オフィスレガース
「DEMOLITION PREMIUM ~オフィスレガース10周年記念興行~」
2014年11月30日(日)大阪・アゼリア大正
▼第2試合 メインイベント DXFCバンタム級タイトルマッチ 5分3R
○祖根寿麻(そね・かずま/志村道場/DXFCバンタム級王者)
一本 3R1分39秒 ※チョークスリーパー
●寒川慶一(SFK/元J-NETWORKスーパーライト級王者/挑戦者)
祖根はレスリング力を生かしたグラウンドキープからの展開を得意とし、昨年11月にDXFCバンタム級タイトルを獲得。今回、MMAデビュー戦となる元キックボクシングJ-NETWORKスーパーライト級王者・寒川を挑戦者に迎えた。
1R、祖根は寒川の打撃を、寒川は祖根のタックルを警戒する中、組み付いた祖根に寒川はヒジを連打する。テイクダウンを堪える寒川へ祖根がヒジを叩きつけ、さらにバックへ回る。寒川にロープをつかむ反則行為があり、イエローカードが提示された。
2R、祖根を中央に、寒川がサークリングしながら手足を出すモーション。このフェイントに祖根はなかなか踏み込めない。均衡を破る寒川の右ストレート、立て続けのヒザがクリーンヒット。再度、サークリングしてからの右ストレートに、祖根は「効いてないぞ」のジェスチャー。
3分過ぎ、寒川がオーバーフックでダウンを奪う。すかさず立ち上がった祖根が目を覚ましたか、ようやく待ちの状態からタックルに成功。祖根は上からヒジとパンチを落とし、立ち上がる寒川のバックを奪って離れ際に左ハイキック。これがクリーンヒットする。
3R、組み付いた祖根はテイクダウンを狙いながらヒジを見舞う。離れると寒川はパンチで攻める。祖根が寒川のバックブローに合わせて組み付き、バックを奪って寝技に引きずり込み、すかさずチョークスリーパー。これがガッチリと極まり、祖根が鮮やかな一本勝ちを飾った。
祖根は「今、元々K-1で頑張っていた選手が総合に侵略してきている。僕はその才賀紀左衛門さんとやりたい。打撃でも勝てると思うし、MMAでも勝てると思うので、才賀さんをぶっ倒したいと思う。そうしたらもっと僕の名前が売れる」と、あびる優との結婚で話題となった才賀との対戦をアピールした。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第1試合 セミファイナル バンタム級 5分3R
○角田成健(総合格闘技スタジオSTYLE)
一本 1R3分10秒 ※フロントスリーパー
●服部浩典(SFK/初代KOSライト級王者)
角田はパンチとタックルを得意とするMMA(総合格闘技)ファイター。対する服部はMMAからキックボクシングに転向した選手で、今回は5年ぶりのMMAルールに挑む。
1R、勢いよく飛び出した服部がローでけん制。パンチで前に出た服部に角田がタックルを仕掛けるが、テイクダウンは奪えずヒザ蹴りを入れて離れる。
服部は蹴りでけん制してパンチにつなげるが、左ハイを出したところで角田に右フックを合わせられて転倒。上のポジションを奪った角田がヒジ、パンチを落とす。下からヒールホールドを狙った服部だが、これは失敗。
残り時間2分になったところで、起き上がろうとした服部に角田がフロントスリーパー(フロントチョーク)。一本勝ちを収めた角田はコーナーへ飛び乗り、バック宙で勝利を喜んだ。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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