【J-NETWORK】田嶋はるが再戦を制して5年ぶり王者に
▼第17試合 トリプルメインイベント J-NETWORKスーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○fire仭士(ファイヤーひろし/S.F.K/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
判定2-1 ※49-48、48-50、49-48
●鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級2位・挑戦者)
※仭士が2度目の防衛に成功。
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仭士は2012年9月大会で木谷典史を僅か1R33秒でKO勝利し王座を戴冠、昨年8月大会でも中向永昌を1RTKO勝利で初防衛に成功したハードパンチャー。挑戦者の鷲尾はこれまで蹴り技を武器に着々と勝利を積み重ね、10月大会でベテランの笠原淳矢を1Rにヒザ蹴りとハイキックで粉砕し、今回の挑戦権を獲得した。
1R、サウスポーの鷲尾に仭士が圧力をかけて前に出る。豪快にフックを振り回し、鷲尾を下がらせた。
2R、左右フックを振り回して前に出る仭士。鷲尾のヒジをかわして右フックを入れる。鷲尾は左ハイ、左ヒザ蹴りで仭士の頭部を狙う。
3R、パンチで圧力をかける仭士が頭を下げたところへ鷲尾が左ハイ。この後も鷲尾は左ハイを連発し、仭士は攻めあぐねる。
4Rも執拗に左ハイを狙う鷲尾だが、仭士の左フックで大きくバランスを崩す場面も。鷲尾はヒジも放つが、仭士に当たらず。
5R、鷲尾はヒジとヒザで仭士を迎え撃とうとするが、仭士は構わずパンチを振るって前へ出る。鷲尾の左ハイには何度も軸足蹴りを合わせた。
判定は2-1と割れ、仭士が2度目の防衛に成功。「思ったより苦しんだ。防衛できて嬉しいです。SFKの強さを全国へ広めていきたいので、新しいベルトを目指していきたいです」と、仭士は2本目のベルトを狙いたいと語った。
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▼第16試合 トリプルメインイベント J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R
○陣内まどか(エスジム/J-GIRLSバンタム級王者)
判定3-0 ※50-48、50-46、50-46
●小田巻洋子(WSRフェアテックス/J-GIRLSバンタム級1位・挑戦者)
※陣内が初防衛に成功。
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陣内はジュニア時代から才能を発揮し、15歳でプロデビュー。10代でJ-GIRLS&WPMF日本と二冠王を達成した。挑戦者の小田巻は、6名のトーナメントを勝ち上がり今回の挑戦権を獲得した。両者は今年2月のM-FIGHT興行にて首相撲・つかみありのWPMFルールで対戦し、陣内が判定で勝利している。
1R、お互いに右ミドルとローを蹴り合うが、陣内の方が技のつなぎがよく、右ストレート、前蹴り、ヒザ蹴りをつないでいく。
2R、陣内は攻撃されると必ず攻撃を返し、さらに必ず一発多く返す。パンチからロー、ローからパンチと陣内の攻めが目立つ。
3R、パンチで前に出る小田巻を右ミドルで迎え撃つ陣内。よく伸びるジャブ、ワンツーも小田巻を捉える。
4Rも前に出る小田巻を陣内が右ミドルで迎え撃ち、小田巻がさらに入ってくるとパンチから右ロー、右ミドルへつなげる。
5R、陣内が右ミドル2発から前蹴りで小田巻を吹っ飛ばす。小田巻のパンチにもパンチを返し、さらに右ミドルと右ローを浴びせる。最後は両者打ち合い、蹴り合いを展開し、終了のゴング。陣内が大差の判定勝ちで初防衛に成功した。
陣内は、「初防衛できてホッとしています。防衛戦を重ねて勝っていって世界戦につなげたいと思います。女子ではキックを出す選手は少ないと思いますが、これからもキックを蹴って蹴って目立っていきたいと思います」とマイクアピールした。
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