【DEEP】北岡が最強挑戦者に完封勝利
▼第11試合 DEEPvsパンクラス DEEPバンタム級 5分3R
○北田俊亮(パラエストラ千葉/DEEPフューチャーキングトーナメント2006 65kg以下級優勝/DEEP)
判定3-0
●中島太一(パラエストラ東京/パンクラス・ワールドスラムトーナメント・バンタム級優勝/パンクラス)
北田はフロントチョークを得意技とするDEEPバンタム級の実力者。対する中島は今年3月にパンクラス・ワールドスラムトーナメント・バンタム級優勝を果たしている。
1R、構えをスイッチして小刻みにフェイントを入れてインローを蹴る中島。北田はパンチのプレッシャーをかけて、タックルで組みつくと、テイクダウンを狙いながらヒジ打ちを入れる。
2R、中島がインローから右ストレート、そしてバックスピンキック。テイクダウンにも成功する。北田はタックルで中島を金網に押し込んでヒジ打ち。北田はタックルで組んでヒジ、テイクダウンを奪うとヒジと踏みつけで攻める。
3Rも北田がタックルでテイクダウンを奪うが、立ち上がった中島が渾身の左フック。これでダウンを奪うと、北田の腕十字を外してチョークスリーパーを狙う。北田も必死に腕を外してディフェンスし、立ち上がるとテイクダウン。最後は得意のフロントチョークを狙った。
判定は3‐0で北田の勝利。試合後は「今、若い連中がすごく注目されています。僕は34歳ですが、まだ終わっていません! 来年最初の試合はタイトルマッチになると思うのですが、僕がベルトを巻く姿を見に来てください」と王座獲りを宣言。対抗戦はDEEPが2勝1敗でリードした。
▼第10試合 DEEPvsパンクラス DEEPフライ級 5分3R
○清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/第2代キング・オブ・パンクラス・スーパーフライ級現王者/パンクラス)
KO 1R2分41秒 ※バスター
●柴田“MONKEY”有哉(総合格闘技スタジオSTYLE/2011年修斗バンタム級新人王)
DEEPフライ級のホープ柴田と、パンクラス史上最多6度の王座防衛を誇るスーパーフライ級王者・清水が対戦した。
1R序盤、サウスポーの柴田と清水が蹴りを交換する攻防が続く。柴田がタックルで組みつこうとすると、清水はヒジ打ち。柴田が片足タックルでしがみつくとヒジ打ちを側頭部に連打する。
下から三角絞めを狙う柴田だったが、清水は柴田の体を持ち上げて、そのまま柴田の頭をマットに叩きつけてKO。清水がバスターによるKO勝利でパンクラスに1勝をもたらした。
試合後、清水は「今日は対抗戦の大将のつもりで戦いました。勝ちをパンクラスに取り返しました。来年もバチバチ行くんでよろしくお願いします」とファンにメッセージ。対抗戦は1勝1敗となった。
▼第9試合 DEEPvsパンクラス DEEPライト級 5分3R
○岸本泰昭(総合格闘技道場コブラ会/DEEPフューチャーキングトーナメント2008ウェルター級優勝/DEEP)
判定2-1
●高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子/パンクラス)
大晦日に実現したDEEPvsパンクラスの全面対抗戦。その先鋒戦でそれぞれの団体でタイトルマッチを経験している岸本と高橋が対戦した。
1R、サウスポーの高橋が何度も投げを成功させ、そこからフロントチョークを仕掛けるなど、有利に試合を進める。
2Rは岸本が先にテイクダウン、立ち上がる高橋のバックを狙う。お互いに上のポジションを取り合う攻防が続き、試合がスタンドに戻ると高橋が右ヒジを当てて、バックを取るとサッカーボールキック。岸本が立ち上がると、高橋は右のパンチとヒザ蹴り。バックを取って腕十字を狙えば、岸本は腕を抜いて上からヒジを連打する。
3R、打ち合いの中で岸本が左フックで高橋にしりもちをつかせてサッカーボールキック。すぐにテイクダウンを奪い、高橋の立ち際に左フックを当てる。スタンドでもパンチで攻め込む岸本。最後は両者が足を止めて打ち合う。そのまま試合終了となり、接戦の判定は2‐1で岸本に軍配が上がった。
試合後、岸本は「もっときれいに勝つつもりでしたが、だいぶ殴られて。みなさんの声援と身内の悲鳴が力になりました。ありがとうございました」とマイク。メインイベントで行われるライト級タイトルマッチに触れ、「来年は自分もそこに絡んでいきたいので注目して下さい」と2015年のタイトル挑戦を誓った。
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