【ビッグバン】城戸康裕、最強の挑戦者を退け世界王座初防衛に成功
谷山ジム
「ビッグバン・統一への道 其の20」
2015年2月15日(日)東京・ディファ有明
▼第15試合 ダブルメインイベント第2試合 WBKF世界70kg級タイトルマッチ ビッグバンルール 3分3R
○城戸康裕(谷山ジム/元Krush -70kg級王者、元MA日本ミドル級王者、K-1 WORLD MAX 2008日本トーナメント優勝、WBKF世界70kg級王者)
判定3-0 ※30-27、29-26、30-27
●ヴァヒド・ロシャニ(イラン/大誠塾/前WBKF世界70kg級王者/挑戦者)
※城戸が初防衛に成功
昨年2月にWBKF世界70kg級王座を獲得した城戸が初防衛戦を迎えた。挑戦者のロシャニとは2010年5月のK-1 WORLD MAXで対戦して判定負けを喫しており、その試合後、「むちゃくちゃ強かった。僕はアルバート・クラウスやアルトゥール・キシェンコとも試合をしていますが、今まで試合をした選手の中で(ロシャニは)一番強かったんじゃないか」と高評価。現在、二連敗中の城戸は最強の挑戦者を迎えることになった。
1R序盤から城戸はミドル・ロー・ハイと左の蹴りをフル稼働。ロシャニが左右フックで強引に前に出てきたところに、城戸はバックブローをクリーンヒットさせ、ぐらつかせる。これはダウンかと思われたが、試合は続行。城戸は左ローを何発も当て、ロシャニは嫌がる表情を見せる。
2R、変わらず力強い左右フックで前に出るロシャニに対し、城戸はバックブローをクリーンヒットさせ遂にダウンを奪う。城戸は右ジャブを出し左ミドル、左ローでペースを握る。
3R、相手の前進に合わせて城戸が右ジャブを当てロシャニをぐらつかせる。焦るロシャニはローから左右フックで前に出るがすぐに組み付いてしまい空回り気味。反則のヒジも放ってレッドカード(減点)をもらう。
城戸は距離を取って左ミドル、左ローを的確に当てていき、試合終了。城戸が判定3-0で勝利し、5年ぶりの再戦でリベンジ&初防衛に成功した。次回、城戸は4月11日、イタリアのミラノでペトロシアンの弟、アーメン・ペトロシアンと対戦することが決定している。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第14試合 ダブルメインイベント第1試合 Bigbangウェルター級王座決定トーナメント準決勝 ビッグバンルール 3分3R延長1R
○笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB with comrade/元J-NETWORKウェルター級王者)
TKO 2R1分5秒 ※セコンドからタオル投入
●J(ジェイ/TSK JAPAN/WPMF日本ウェルター級9位)
※笹谷が王座決定戦に出場
新設されたBigbangウェルター級王座を懸けて行われたトーナメント準決勝。ベテラン・笹谷の対戦相手Jは、9戦7勝1敗1分とまだキャリアの浅い24歳。1R、180cmの長身から繰り出すパンチで距離を取るJは三日月蹴りで笹谷を大きく吹き飛ばし、いきなりダウンを奪う。
立ち上がり反撃する笹谷は、終了間際に左ストレートをクリーンヒット。この攻撃で右目を負傷したJは2Rに失速。そこを見逃さず、笹谷がコーナーに追い込んでパンチのラッシュを仕掛け2度のダウンを奪ってKO勝ち。6月7日(日)同所にて、山際和希(谷山)とBigbangウェルター級王座を懸けて対戦する。
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