2015/03/22（日）UP
（最終更新：2017/12/15 20:12）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲小笠原（左）の長い手足を利した距離を取った攻撃が冴える

▼第8試合　56kg契約　WPMF日本ルール　3分3R延長1R
○小笠原裕典（クロスポイント吉祥寺/JAPAN KICKBOXING INNOVATION/REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級6位）
判定3-0　※30-28、29-28、29-28
●鷹大（WSRフェアテックス蕨/WMC世界スーパーバンタム級王者）

　WMC世界王者の鷹大に、5勝（2KO）2敗1分の22歳のホープ小笠原が挑んだ。

　1Rは178cmの長身を活かした前蹴りで小笠原が攻め（鷹大は167cm）、2Rは鷹大が左ミドルを巧みにヒットさせていく。それに対して小笠原は執拗な首相撲を仕掛け、ヒジとヒザを見舞う。

　3Rも小笠原は前蹴りから組み付き、ヒザ蹴りを突き刺す。鷹大もヒジで反撃したが、小笠原が判定で世界王者を降した。

▲Little Tiger（右）はこれで7連勝

▼第7試合　ピン級　WPMF日本ルール　2分5R
○Little Tiger（WSRフェアテックス三ノ輪/WBCムエタイ・インターナショナル女子アトム級王者）
TKO　4R 1分45秒
●ノンパウ・ポーピータックチャイ（タイ）

　女子8冠王のLittle Tiger（以下タイガー）は、これが2015年最初の試合。ノンパウは20歳で身長150cmというほかにデータはなし。

　タイガーが1Rから強い左ローで攻め続け、得意のサイドキックやハイキックでノンパウを突き放す。ノンパウは左ミドルで奮闘したが、4Rにタイガーの左ローからの右ハイがクリーンヒット。一気にラッシュをかけたタイガーがダウンを奪い、ノンパウのセコンドからタオルが投入された。

▲NOBU（右）が試合を強行した杉本（左）に判定勝ち

▼第6試合　WPMF日本スーパーライト級ランキング戦　WPMF日本ルール　3分3R延長1R
○NOBU BRAVERY（BRAVERY GYM/WPMF日本スーパーライト級4位）
判定2-0　※29-29、29-28、29-28
●杉本卓也（WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF日本ライト級7位）

　杉本が計量直前でドクターストップがかかり、計量を中止。しかし杉本は試合出場の意志が強く、これを主催者及びBRAVELY GYMサイドが了承。杉本にはグローブハンデ10オンスと減点1からスタートという形で試合が行われることに。

　NOBUはロープ際でヒジを見舞い、パンチからローの攻撃でやや手数が優っての判定勝ちを収めた。