【修斗】菅原雅顕、斎藤裕がタイトル奪取
▼第7試合 フェザー級 5分3R
○根津優太(和術慧舟會東京道場/修斗環太平洋フェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、29-28
●ラージャ・シッペン(アメリカ/REIGN MMA)
打撃を得意とする根津が8カ月ぶりの試合に臨む。現在6連勝と絶好調。対するは昨年10月の『VTJ』で宇野薫を苦しめたシッペン。師匠はUFCファイターのマーク・ムニョスだ。
1R開始してすぐ、パンチと右ローの応酬となり、シッペンはスーパーマンパンチも繰り出す。躍動感のある飛び技を連発するシッペンに根津はヒヤッとさせられる場面もあるが、かわしてヒジを入れる。
2R始まってすぐ、突っ込んだシッペンがバックハンドエルボー。モロに喰らった根津はダウンし、シッペンがヒジで襲い掛かる。根津も立ち上がってヒジで打ち合い、さらにハイキック合戦。
両者は何度も“やるな!”という表情でニヤリと笑い合い、拳を合わせる。
シッペンが右フックから左フックを返したところで、サミングがあったとして一時中断。再開後、根津は強烈な右ローで攻めるが、シッペンはトリッキーな動きからパンチを繰り出す。タックルでテイクダウンした根津が上からパンチを叩き込むが、シッペンが押したところで根津がリング外に出てしまいブレイク。
シッペンの飛びヒザ蹴りをキャッチした根津が寝技に持ち込み、パンチを落としてスリーパーを狙ったがこれは極まらず。
3R、シッペンの長いリーチから繰り出される右ストレートをかわし、強烈な右ローを何発も叩き込む根津。左ロー、顔面にパンチを集めてのボディブローと攻める。
シッペンは疲れたのか目立った動きがなく、最後にテイクダウンを狙いに来たくらいにとどまった。
熱戦は判定で根津が制した。マイクを持った根津は「面白かったですか? 倒すつもりだったんですけれど、倒せなかったのでまだまだ練習が必要です。でも勝ったので海外の人たちとやっていく自信がつきました」と試合の感想を語った。
▼第6試合 フライ級 5分3R
○猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜/修斗世界フライ級4位)
KO 1R 2分00秒
●飛鳥 拳(パラエストラ松戸/修斗世界フライ級1位)
空手をバックボーンに持ち、デビュー以来7戦全勝の飛鳥が、過去に3度の世界タイトル挑戦経験がある猿丸と激突した。
1R、猿丸がゴングと同時にパンチで襲い掛かり、飛鳥はフットワークでリングを広く使って左右に動く。
パンチの打ち合いで猿丸の右フックがヒットし、ダウン気味に倒れる飛鳥。すぐに立ち上がるもダメージは明らかで、猿丸は一気にパンチで攻めていく。
フットワークで逃げようとした飛鳥だが追い詰められ、左へ動こうとしたところへ猿丸が右フックをジャストミート。飛鳥はバッタリと倒れ、即KOが宣せられた。
飛鳥に初黒星を付けた猿丸はマイクを持ち、「痛めていた箇所もあったんですが、この大会には本当に出たかった。次はチャンピオンになるから。頑張るよ」と吠えた。
すると、飛鳥と同門の7月大会に出場が決まった修斗世界フライ級王者・内藤のび太がジャイアンに連れられてリングに現われ、“7月にタイトルマッチでやってやる”と言わんばかり。
しかし、猿丸は「手を脱臼しているので治して、11月くらいにタイトルマッチお願いします」と7月は試合が出来ないと返答。内藤&ジャイアンは苦笑いでリングを降りた。
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