【RISE】16歳の怪物・那須川がKOで王者に
▼第9試合 SuperFight! -100kg契約 3分3R延長1R
○清水賢吾(極真会館/第3代RISEヘビー級王者)
判定2-1 ※30-29、29-30、30-29
●アレックス・ロバーツ(空柔拳会館/第7代MA日本キックボクシング連盟ヘビー級王者、HEATキックルール ヘビー級王者)
RISE王者の清水は20勝のうち17勝がKOという破壊力を持ち、ハイキックとヒザ蹴りが得意。ロバーツは194cmの長身から繰り出すパンチ、キック、ヒザ蹴りを武器に、2006年に開催されたRISEヘビー級トーナメント「G-BAZOOKA」にて全試合KO勝ちで優勝。その後、K-1やシュートボクシングなど様々な団体のリングに上がり、現在はMA日本キックとHEATのヘビー級王座を保持している。
1R、清水はローを中心に攻め、ロバーツはミドルを何度もヒットさせる。ロバーツのリーチの長さに戸惑いながらも、前へ出る清水はショートアッパーを突き上げ、パンチの連打からローへつなぐ。
2R、ロバーツの右ミドルに清水は右ローを蹴り返す。清水の脇腹は真っ赤に腫れあがる。蹴り合いが続く中、ロバーツはヒザを突き上げるが、清水はクリーンヒットを許さなかった。
3R、ロバーツがワンツーと右ミドル、清水が左右フックと右ローでせめぎ合い、お互いが前に出て一歩も退かない。清水はハイキックも放つが決定打にならず。難しい判定となったが、清水が判定2-1で強豪ロバーツから勝利を収めた。
▼第8試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○吉本光志(1-siam gym/初代スーパーライト級王者)
KO 3R 2分15秒
●ダニエル“THE JET”ザハラ(マルタ/Team YING YANG/WKN世界スーパーライト級王者)
吉本は昨年3月の『RISE 98』以来の参戦。今回対戦するザハラは、昨年6月にマルタ共和国でWKNインターナショナルタイトルマッチとして対戦し、判定負けを喫している相手。吉本が再戦を熱望してのリベンジマッチとなった。
1R、ザハラは左右に構えをスイッチしながら、左右のパンチとテコンドー仕込みの蹴りを織り交ぜながらトリッキーな動きで前へ出る。吉本はこの手数に押されるが、ボディへパンチを集中させた。
2R、左右フックを強振して前へ出るザハラに、吉本はローとボディへのヒザで応戦。動き回るザハラだが、吉本のボディ攻めで動きが鈍り始め、吉本がボディへのヒザ蹴りからのハイキックをヒットさせた。
3R、吉本がパンチからボディへのヒザ、またパンチとザハラを追い込む。左ミドルも綺麗に入り、右ヒザをグサリとボディへ突き刺してダウンを奪う。
ザハラは左右フックを振り回しながら突っ込んでいくが、吉本のボディへのパンチとヒザ蹴りで2度目のダウン。それでもザハラは諦めず左右フック連打を打ち込むが、吉本がボディへ右ヒザ蹴りを突き刺すとマウスピースを吐き出し、レフェリーが吉本のKO勝ちを宣告。吉本がリベンジに成功した。
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