【ムエタイ】“天才ムエタイ少女”伊藤紗弥が世界前哨戦で勝利
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ムエタイの本場タイで勝利を収めた“天才ムエタイ少女”こと伊藤紗弥
8月21日（金・現地時間）タイ・パタヤにあるテープラシットスタジアムに出場した伊藤紗弥（尚武会）は、下馬評では不利とされていた相手に判定勝ちを収めた。
相手はテレビマッチやビッグマッチに出場する強豪のペッロンマニー・シッペッパヤー（タイ）で、首相撲が得意な選手。
1Rは様子を見る両者。試合が動いたのは2R以降だった。 予想通り首相撲を仕掛けてくるペッロンマニーに対して、伊藤は左ミドルからの右ストレートで応戦し相手を寄せ付けない。
戦いを終えてペッロンマニー（右）とノーサイドの記念撮影
3Rもパンチで攻める伊藤に対してヒジをヒットさせるペッロンマニー、伊藤の顔が腫れてきた。 4Rになると伊藤はパンチから首相撲に作戦を変える。首相撲も互角で、離れ際にヒジを放つなど多彩な攻撃で最後まで攻めた伊藤が強豪ペッロンマニーを下した。
伊藤は「ここは11歳でタイデビューしたスタジアムです（現在16歳）。初心に戻ることができました。 9月27日に行われる世界タイトルマッチに弾みがつきました。 そして首相撲が強くなったことを実感しました」と語った。
なお、伊藤が言う9月27日の世界タイトルマッチは現時点で正式発表はされていないが、ディファ有明で開催される『SUK WEERASAKRECK X』で行われることが濃厚だ。
【試合動画】伊藤紗弥の国内プロデビュー戦、ダウンを奪って勝つ
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